東京の図書館から、今回は小金井市立図書館のライブラリである、グリンカの管弦楽作品集を取り上げます。 グリンカって誰?って人も多いかと思います。ですが「ルスランとリュドミラ」序曲を聴いて「これ聴いたことある!」という人は多いかもしれません。 ja.wikipedia.org ロシア国民楽派の草分けとも言うべき人です。とはいえ時代としては前期ロマン派。その意味ではヨーロッパの影響も受けている人です。そもそも、当時の保守層はヨーロッパ古典派のほうに傾いていたというだけですしね。 とはいえ、ここに収録されている作品達が必ずしもグリンカ「らしさ」を伝えているかと言えば、どうかなあと首をかしげる作品もあり…