レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「2001年宇宙の旅」(1968)です。 当時1968年は、SF映画の年とか言われていました。同時期に「猿の惑星」「バーバレラ」「まごころを君に」等が公開されています。SF映画は、ドラマ、史劇などに比して一部の作品、例えばフリッツ・ラング監督「メトロポリス」は別格として「宇宙戦争」「禁断の惑星」等以外は、ゲテモノ扱いと言う扱いだったと思います。 そんな時期に、アーサー・C・クラーク原作のSF映画、70mmシネラマ大作、製作費邦貨約43億円、主演者は主に二人それも名の通ったスターではなく殆ど新人、製作期間は約3年と破…