13世紀から18世紀にかけて、黒海北岸のドナウ川、クリミア半島方面から中央アジアのカザフ草原、バルハシ湖、アルタイ山脈に至る広大なステップ地帯を舞台に、チンギス・ハーンの長男のジョチの後裔が支配し興亡した遊牧民族国家の通称。正式にはジョチ・ウルスと言う。