チェコ出身の指揮者といえばもっぱらラファエル・クーベリックが名実ともにその代表格ではありますが、カレル・アンチェルは今年7月で没後50年になります。他にもヴァーツラフ・ターリヒ、ヴァーツラフ・ノイマン、それにラドミル・エリシュカ、イルジー・コウトなどは日本でも活動しているので馴染みがあると思います・・・個人的にはヴァーツラフ・スメターチェクも忘れられない指揮者です。スメタナの交響詩「わが祖国」はクラシック音楽をきき始めた頃の数少なかったディスクのひとつでした。 現在のように欧米・南米・東洋をはじめ、世界各国の指揮者が国際的な活躍をするようになり、国籍で指揮者を区別するのはあまり意味の無いことだ…