Jean Racine (1639-1699)
ラシーヌ フランスの劇作家。 主な作品に、《テバイド》《バジャゼ》《ベレにス》《ミトリダート》《イフィジェニー》《アタリー》《アンドロマック》《ブリタニキュス》《フェードル》など。
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フェードル アンドロマック (岩波文庫)
Oeuvres Completes: Oeuvres Completes (L'integrale)
★この記事を読むと、フランス古典悲劇の傑作として広く認識されている作品『フェードル』が読みたくなります。 ★詳細はこちら→『フェードル - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ジャン・ラシーヌ - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getE…
吉田秀和の昔のNHK-FMの解説で最近聴いたモーツァルト14歳の時のオペラ『ポントの王ミトリダーテ』K87が、音楽だけではなく劇としても面白そうだったので、これは是非動画見たいと思ってネット検索をかけたところ、一昨年(2022年)のベルリン国立歌劇場公演でこのオペラが宮城聰の演出で上演され、それをNHKが放送していたことを知った。 このオペラは3時間近くかかる長いものなので、どこかの三連休で見たいと思っていたが、やっとそのチャンスがめぐってきたので、NHKオンデマンドで220円で購入して(視聴有効期間は3日間)視聴した。 私は演劇には全く疎くて、宮城聰という人も全く知らなかったが、結構注目され…
今日はジャン・ラシーヌのお誕生日♪ 『フェードル』とか『アンドロマク』とか 押そうと思えばいくらでもお題はあるのですが... 今宵は「見て! 見て!」で参りますw ↓ ↓ ↓ 手持ちのラシーヌ全著作集に掲載されている肖像画(銅版画) です♡ ラシーヌが好き♡って訳では全くなくて 銅版画による 肖像が1点 と 挿絵が12点 もあるって ことでついつい手を出してしまったんです(^^; 背バンド付きのコーネル装で 見返しが渦巻き模様のマーブル紙ってことも大きいけどw まあ、四半世紀も前のことでお話でございます ユーロじゃなくフランで買った本だもの 悲劇で有名な彼がめずらしく書いた喜劇『訴訟狂』の こ…
壮年のロラン・バルトがフランス国立民衆劇場の機関紙的位置を占めていた『民衆劇場』誌でブレヒト派の劇評家として活躍していた時代の作品。理論的背景やバルトならではのエレガンスさはしっかり融合されてはいるが、ジャーナリスティックな論争姿勢が顕著にあらわれている変わった味わいの一冊。ラシーヌの古典的悲劇全11作を縦横に語りながら、既存のラシーヌ神話やラシーヌ研究のアカデミックな姿勢に対して攻撃を仕掛けている「闘うバルト」がいる。フランス演劇界の古典であるラシーヌのテクストそのものの持つ過激な力を読み取り、全面的に展開させることで、現代世界に揺さぶりをかける手際はいまでも新鮮かつ見事。 ラシーヌの戯曲に…
『フェードル』初日一週間前演出家から役者へ「ギリシャの野外劇場のつもりでやってください」日々台詞と格闘、そして神々と格闘しています。 pic.twitter.com/mPs50WhNDR — 中村京蔵 爽涼の會『フェードル』 (@kyozo_kyoya) 2023年8月11日 京蔵の会『フェードル』擬古典的にしないのと、耳に馴染む訳と音響、歌舞伎の記憶引用の装置がよかった。「神よ」「天よ」反復の違和で80年頃読んだライオネル・エイベル『メタシアター』で指摘の「欠陥」やビュフォー『涙の歴史』の「泣かせる芝居」の件、読返すだけの刺激与えてくれたも有難い成果。 pic.twitter.com/DpE…
癸卯年七月初五。気温摂氏25.4/33.3度。晴。 一昨晩の武田砂鉄のラヂオ(プレ金ナイト)でスタジオジブリの雑誌『熱風』のことが語られてゐた。ジブリの映画〈君たちはどう生きるか - スタジオジブリ〉について砂鉄さんが敢へて「この映画を見ずにこの映画について語る」といふのを暫く前にラヂオでやつてみせた。その時の唯一のテキストとなつたのが『熱風』(7月号?)の編集後記にこの映画のことが書かれてゐたところ。砂鉄さんは「君たち」と君に「たち」と複数になつたことで上からの目線も気になるが(吉野作造の意図だけではなく)昭和12年といふ時代を考へると、それから戦争、戦後の時代に、その「君たち」がじつは自主…
A MINGLED CHIME 12. AN OLD-TIME PERSONAGE 後半 131 But apart from his historical importance as the central operatic figure of his generation, Maurel was of some further interest to us as about the last genuine specimen of that theatrical tribe which has suffered such a melancholy change during the las…