恒星の表面で起こるエネルギーの大爆発。
宇宙空間に高エネルギー粒子やイオン化ガス、放射線を放出する現象。
過去最大級の太陽フレアの100〜1000倍のエネルギーを放出するものをいう。*1
通常の大陽フレアは一つの黒点から出た磁場が他の黒点から出たものと合わさり、相互作用で大きくなるといったもの。
スーパーフレアの場合は近くのホット・ジュピターに大陽フレアが移り、相互作用により二つの星の間にさらに大きな磁場ができることによって莫大なエネルギーが放出される。*2
もしスーパーフレアが起こると放射線がオゾン層を切り裂き、大規模な生態系の絶滅が起こると懸念されている。
しかし現時点での大陽での黒点は他のスーパーフレアが起こった恒星のものより小さいので、起こる可能性はきわめて低いとされている。*3
*1:過去最大級の大陽フレアは1859年9月1日にRichard Carringtonより確認された。