昭和時代、昭和40年代を大学生で過ごした世代にとって、麻雀を知らずに過ごした学生は少なかったのではないか。 そして、社会人になって、土曜は半ドン、いわゆる勤務が午前中で終わると、雀荘に直行し、昼飯を食べながら麻雀に励んだ。 賭けマージャンで借金を重ねて、退職を余儀なくされた同輩もいた。 私の麻雀は粘りと根性がなく、度胸もなく、同僚とのお金のやり取りが特に性にあわずに遠ざかって行った。 麻雀自体も週休二日制が導入されるとともにサラリーマンの世界では忘れられていったように思う。 あれほど、たくさんあった雀荘も街から姿を消したのだった。 多分、今では学生生活の中からも麻雀は消えてしまったのではないか…