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セパゾン

(サイエンス)
せぱぞん
成分(一般名) クロキサゾラム
製品例 セパゾン錠1〜2mg、セパゾン散1%
区分 催眠鎮静剤、抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/マイナートランキライザー

気分をリラックスさせるお薬です。不安や緊張感をやわらげたり、寝つきをよくします。

働き

この系統は、いろいろな病気に広く使われています。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます。心身症は、精神的な要因や自律神経の乱れがもたらす体の不具合です。たとえば、ストレスで血圧が上がったり、胃腸の調子が悪くなったり、女性では生理不順を起こしたりすることもあります。
このお薬は、おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちをおちつかせます。副作用が少なく安全性が高いこともあり、上記のような症状に対して、各診療科でしばしば処方されています。

薬理

脳のリラックス系の神経受容体「BZD受容体」に結合することで、リラックス系の神経を活性化させます。抗不安作用のほか、次のような作用をあわせもちます。

抗不安作用
おだやかな作用で不安や緊張感をやわらげます。
鎮静・催眠作用
興奮状態やイライラをしずめたり、寝つきをよくします。同系の薬で、とくに催眠作用の強いものは睡眠薬として用いられています。
筋緊張緩和作用
筋肉のこわばりや、つっぱりをほぐす作用があります。そのため、がんこな肩こり、腰痛、緊張型頭痛などにも応用されます。
抗けいれん作用
けいれんを予防したり抑えます。
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