出版は、1996年・・・小生、入社5年目の若造であった。TV番組として見たかもしれないがその内容はあまり理解できていなかっただろう。だから記憶にも残っていない。 今から思えば、コンピュータ産業はまだ若かったし、当時は、仕事でPCが一人一台になった頃だった*1。コンピュータ産業は、IBM、マイクロソフトやアップル、その他日本国内の互換機メーカーも含めて元気が良かった。その後の日本メーカーの敗退、IBMのPC事業からの撤退、アップルやマイクロソフトの浮き沈みなどがあり現在に至る。 そのコンピュータ産業の勃興期をまとめたのが本書だ。今後、この続編を順番に読んでいくことになるが、なぜ今、このシリーズを…