ドイツからオーストリアの中世の民話で、ティル・オイレンシュピーゲルという青年が放浪しながら教皇・国王といった権力者さえ相手に色々と陽気な悪戯をする物語。
《注》;よく「ティル・オイゲンシュピーゲル」と誤記される。
かのリヒャルト・シュトラウスがこの話を好んで楽曲化したし(交響詩)、ジェラール・フィリップが主演しながらヨリス・イヴェンスと共同で監督を務めて1956年に映画化しているし(;『ティル・オイレンシュピーゲルの冒険』)、人気絵本画家リスベート・ツヴェルガー がハインツ・ヤーニッシュ と絵本にしたり…と、コンスタントに人気がある。
その点ではやはり日本の「一休さん」や「吉四六さん」を彷彿させるが、アニメにしたらきっと『トムとジェリー』みたいになるものかと想われる。