">私にとって聖書的神観は、以下の量義治氏の説をもって最適とする。 ">「神は人間の外に存在する絶対的実在なのである。しかも自我としての人間に対して立つ絶対的他者である。言い換えれば、自我を超越するものとして、けっして自我の内に吸収され解消されることのできないものである。」(『宗教哲学入門』p108~109) ">以下、花岡永子博士の論文「神の概念の問題 世界の対話の中で」より引用。太字は私記。 ">「自然科学・技術との連関において。この連関においては、十九世紀末以来の、相対性理論や量子理論や不確定性原理等々の新しい物理学の発展により、単に人格的な神、あるいは祈りの対象としての人格的神は、妥当…