Latium(羅)
イタリアの中西部にある平野の名。ローマの近隣地域。イタリア語読みではラツィオ(Lazio)。 ローマ帝国発祥の地。もともとは名前の通り、ラテン語を話すラテン人たちが住んでいた土地である。 ラテン人たちは神話的にはトロイアの英雄アエネアス率いる元トロイの民と、先住のアボリギネス人を結合して生まれた民族である。
★この記事を読むと、紀元前29年から紀元前19年にかけて書かれた、古代ローマの最も重要な叙事詩の一つ『アエネーイス』が読みたくなります。 ★詳細はこちら→『アエネーイス - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ウェルギリウス - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(ar…
・紀元前700年以降 archaïque期のGraecia美術が成立した。 ※Gracia 美術は、エジプトの影響を受けて成立した。しかし壁と一体化した人物像を作ったエジプトとは違って、人間をかたどった青銅像は自分の足で自立しているという特徴がある。また、片足に重心を置くなどの動作を表現した人物像も登場する(本村凌二 中村るい『古代地中海世界の歴史』)。 ・紀元前698年 斉の僖公,姜禄甫が薨去した。 ・紀元前697年 斉において姜禄甫の子息,諸児が公となった(襄公)。 ・紀元前695年 1. 斉、魯、紀は盟を結んだ。 ・紀元前695年 5. 斉、魯、紀の和平は破れ、斉、と魯が交戦した。 ・紀…
・紀元前980年? 〔参考〕周の昭王,姫瑕は、即位16年に楚を攻めたという。(『竹書紀年』) 〔要参考〕「24京師畯尊」「29胡応姫鼎」「50史墻盤」には瑕が漢を渡って楚を征伐したとある。従軍した過伯は銅を手に入れた。(24過伯簋) ※「24過伯簋」から、遠征の目的は銅資源の確保、もしくは銅資源を中央に運搬するための道の確保であったと考えられる。ただ、この「楚」が候国の楚であるのか楚(候国)を含む地域全体かは不明である(佐藤信弥『周』)。 ・紀元前996年? 周の昭王,瑕は長江流域の巡狩(視察)から戻らず崩御した。(『史記』周本紀,朱鳳瀚修正西周年表) ・紀元前996年? 姫満が周王として即位…
・紀元前1046年? 甲子の日、周王,発は殷軍と交戦して勝利し、晩には殷の都商を占領した。(利簋銘文) 〔参考〕殷の紂王,受(帝丁)は70万人の軍勢を動員したが戦意がなく受に逆らった。受は財宝を貯めた鹿台に登り、焼身自殺したという。(『史記』周本紀) 〔参考〕『国語』「周語下」には、周が殷を滅ぼしたとき、木星が鶉火の方位にあったとある。 ※利簋の銘文に「歳鼎」とあることと『国語』の記述を関連付けて、殷が滅んだ年を紀元前1064年とする説もあるが、『国語』内の逸話の信憑性に問題があることや、銘文が他の解釈もできることから、疑問も呈されている(佐藤信弥『周』)。 ※「紂」と「受」は音が似ていること…
'24/02/08 【ウィキペディア版】 :『逆説の日本史』(ぎゃくせつのにほんし)は、小説家の井沢元彦による日本史を扱った書籍。 -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 【X版】 #逆説の日本史 パラダイム・シフト・ジャパン(Paradigm=Shift≡Japan): 世界の在り方を、異世界開闢に由来する並行異郷と、形而上学の観点から再定義した、『世界革新ムーヴメント』の起源としての日本皇国を指す句。 '17年10月1日に起こった『池袋隕石落下事件』以降の日本の世相を表すこともある。 -・-・-・-・-・-・-…
1) 政治体制関連用語 貴族 (Patricii) 平民 (Plebs) 民会 (Comitia) 独裁官 (Dictātor) 監察官 (Cēnsor) 執政官 (Consul) 前執政官 (Proconsul) 法務官 (Praetor) 財務官/会計検査官 (Quaestor) 造営官 (Aedilis) 元老院 (Senatus) 平民会 (Comcilium plebis) 護民官 (Tribūnus plēbis) 執政武官 (Tribunus militum consulari potestate) 食料供給長官 (Praefectus annonae) 造幣三人委員 (Triu…
一番面白い詩より一番面白いポルノの方が面白い、とは誰の言だったか。 ともかく最近は詩とWebポルノ小説を読んでいて、今回はポルノの方で面白かったものを何点か紹介したい。
昨日はイタリア文化会館の「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭:特別上映・レセプション」に参加してきました。この映画祭は知る人ぞ知る映画祭で、ぼくも名前だけは聞いていたのですが、今回はめでたくも京橋の日本の国立映画アーカイブでその一端を垣間見ることができるようになったのです(1/4-2/5)。詳細はこちら。 昨日の文化会館では、プログラム1の「サイレント短編集」(『サタン狂想曲』を除く)が上映されたのですが、これが実にすばらしかった。なにせ画面がみごとに修復されている。一緒に行ったナギちゃんの言葉を借りれば「パキパキ」している。たしかに「くっきりはっきり」。それを大きなスクリーンで見…
古代ローマ 古代ローマ(こだいローマ、羅: Roma antiqua)は、イタリア半島中部に位置した多部族の都市国家から始まり、領土を拡大して地中海世界の全域を支配する世界帝国までになった国家の総称である。 概要古代ローマの当時の正式な国号は元老院ならびにローマ市民(Senātus Populusque Rōmānus)であり、共和政成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。伝統的には476年のロムルス・アウグストゥルスの退位で古代ローマの終焉とすることが一般的であるが、ユスティニアヌス1世によってイタリア本土が再構成される554年までを古代ローマに含める場合もある。ローマ市は…
War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeAmazon ターチンによるローマ帝国の興隆.辺境とメタエスニック断層線という外部要因を見たあと,ローマ時代のテキストから内部要因を検討する.そして古代ローマの価値観「父祖の慣行」を吟味し,それがアサビーヤにつながったと主張した.そして続いて帝国の興隆期の特徴として平民と貴族の間に断絶がなく団結することができたことを特に強調する 第6章 オオカミに生まれつく:ローマの起源 その7 社会の垂直的統合,つまり平民と貴族…
'23/10/20 【ウィキペディア版】 :「傷つく世代」(きずつくせだい)は、南沙織通算7枚目のシングル。1973年5月1日発売。発売元はCBS・ソニー。 -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 【X版】 #傷つく世代 気付きの世代(きづき_の_せ-だい:Noticed-Generations): 異世界開闢以降、並行異郷の影響下にある現代社会において、その影響を受けて変容した少年期の児童やティーンエイジャー、所謂、『飢えに苦しむ子供達』の内、『開花期』を経て自己同一性の集散を迎える直前の少年少女達の総称。 -・-・…
War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeAmazon ターチンによるローマ帝国の起源.まず地中海文明を取り入れたエトルリアとなお野蛮なローマの間に文化的辺境があった.ターチンはその当時のローマにすでに外部出自のものを取り込む寛容性が見えると指摘した.ここからが辺境の話になる. 第6章 オオカミに生まれつく:ローマの起源 その3 リウィウスなどの古代の歴史家によれば,ローマの建国はBC753年とされている.考古学的な知見からいえばその当時のローマのエリアは…
'23/10/02 【ウィキペディア版】 :2017年の世界ラリー選手権(英: 2017 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第45回大会である。1月に行われる開幕戦ラリー・モンテカルロから11月に行われる最終戦ラリー・オーストラリアまで全13戦で争われ、WRC-2、WRC-3、ジュニアWRCがサポートシリーズとして開催される。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 【X版】 #2017年の世界ラリ…
War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeAmazon ターチンによるローマ帝国の起源.当然ながら起源地がメタエスニック辺境であったことの説明から始まる. 第6章 オオカミに生まれつく:ローマの起源 その2 ローマの特徴は2つの辺境を続けて経験したことだ. ローマの形成はイタリアの地理とそこにどんな人々が住んでいたかで説明できる.イタリアの農業に適した平地はポー川流域(ポー平原),ティレニア海とアペニン山脈に挟まれた中央イタリア低地(ティレニア),南の半島…
ウェルギリウス『アエネイス』について文章2つを書いてみました. アエネアスの受けた予言 デロス島でアポッロから「頑健なるダルダヌスの末裔よ,汝らをば父祖たちの始祖から初めてもたらした大地こそが,汝らを豊かな乳房をもって帰還者として迎え入れるだろう.太古の母を求めるがよい.そこでアエネアスの王宮があらゆる諸地域を支配し,息子たちの息子たちと彼らから生まれる者らもそうなることだろう.」という予言を受けた.クレタ島で疫病に遭ってからは,先祖神より「とある場所あり.それをギリシア人はヘスペリアの名で呼ぶ.古い大地であり,武力や土壌の豊かさにおいて強い.かつてオエノトリ人が住んでいた.今や,人々の言うと…