虎の城(上(乱世(らんせ)疾風編)) 長編歴史小説 (祥伝社文庫) [ 火坂雅志 ]価格: 1026 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 浅井長政に仕えていた藤堂与吉高虎は、姉川の戦いに15歳で初陣を飾ると共に武功を立てて名を高めるが、勢いで同僚を切り捨てたために浅井家から遁走してしまう。浅井家が滅亡したあとは旧臣の阿閉貞征、次いで同じく旧臣の磯野員昌に80石で仕えた。磯野家は信長の意向で甥の津田信澄が代わりに家督を継ぐが、信澄は短気で将の器に足りず、高虎は母衣衆に抜擢されるも加恩がないため、また出奔してしまう。 汲々としている中、「算盤侍」と周囲から揶揄されている羽柴秀長から声がかかり、高虎を…