戦国武将。羽柴秀吉(木下藤吉郎)の実弟。旧名は羽柴秀長で、さらに旧名は木下小一郎。大和大納言。(1540年〜1591年)
生まれは兄と同様に尾張国の尾張国愛智郡中村。秀吉の異父弟という説と同父弟という説の両方がある。
永禄5年に兄秀吉の家臣となり、以後、武将として政軍両面で手腕を振るうだけでなく、秀吉のよき補佐役としても活躍。
温厚な人柄で知られ、領民のみならず諸大名からも頼りにされていた。秀吉からの絶大な信頼と相まって、豊臣政権の確立にあたっては必要不可欠な存在であった。
1591年に病没。その翌年から、秀吉は豊臣政権の致命傷となる朝鮮出兵へと乗り出していった。