安田 謙一は神戸市出身の文筆家、ロック漫筆家、ラジオDJ、作詞家。
兵庫県神戸市出身。
高校卒業後、京都にあった伝説的な古レコード店「ヴィレッジグリーン」など複数のレコード店にアルバイト勤務するかたわら、ミニコミ「3ちゃんロック」を発行。
その後、「メールマガジン」を先駆けてしまった感もあるFAXマガジン「今週のテンチングス」を創刊、並行して「ミュージック・マガジン」などの、主として音楽専門誌に寄稿を始める。
1990年代には「安田ビル」という筆名でも活動していた。2002年までに書かれたこれらの批評やエッセイをまとめたものは『ピントがボケる音』として2003年に国書刊行会から上梓されており、それ以降2012年までに書かれたものは『なんとかと なんとかがいた なんとかズ』としてまとめられ、プレスポップから出版されている。
「月刊CDジャーナル」誌上に漫画家辻井タカヒロとの共著による『書をステディ町へレディゴー』(旧題「ロックンロールストーブリーグ」)を、また「ミュージック・マガジン」に『これがヒットか!?』を連載する他、さまざまな雑誌や媒体等に寄稿する一方で、2011年からはラジオ関西のプロ野球のナイター中継が無い火曜の19時から21時40分まで放送される「夜のピンチヒッター」のディスクジョッキーとしても活動している。