京都府京都市伏見区にある地名。現在は官有地ではない。また、いつからいつまで官有地であったのか、本当に全域が官有地だったのかも不明。 「京都市区の所管区域条例」内に記載がない地名であるが、各種公的文書に使用されている。 京都市伏見区深草開土口町の荒木神社によると、荒木神社が稲荷山官有地内の管理を任されていたとのこと。
伏見稲荷の裏にそびえる稲荷山の大半は「稲荷山官有地」という住所。官有地とは国有地を意味し、このエリアは明治初期に国有化された場所で、それ以前は山そのものを神体としているため、ここも全て稲荷の所有地だった。 「官有地」は宇治にもある。京大宇治キャンパスの隅、職員用の宿舎がある一角のみ官有地という地名。隣接する自衛隊共々、この敷地全体がある意味国有地といっても違和感はないが。