奥田継夫
(読書)
【おくだつぐお】
児童文学作家。１９３４年大阪生まれ。少年期に体験した集団疎開を描いた『ボクちゃんの戦場』が作家としてのデビュー。後に映画化もされる。（１９８５年。監督・大澤豊。第３６回ベルリン国際映画祭児童映画部門三賞・昭和６０年度厚生省児童福祉文化賞受賞）思春期のゆれる心を、児童文学ではタブーの領域である「性」の問題にあえて踏み込んで描く作品はこの人でなければ描けない。評論、エッセイ（食・旅・絵本などについての）なども多数。主要作品はポプラ社から「奥田継夫ベストコレクション 全10巻」として刊行されている。
