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加藤九祚

(読書)
かとうきゅうぞう

考古学者。国立民族学博物館名誉教授
1922年5月18日、朝鮮慶尚北道生まれ。
山口県宇部市立上宇部小学校、私立長門工業学校を卒業後、宇部鉄工所工員、小学校代用教員、高等学校入学者検定試験を経て、1943年、上智大学予科を仮卒業。
1944年1月、工兵第2連隊(仙台)に入隊、陸軍工兵学校を経て、関東軍混成第101連隊、第1方面軍139師団工兵大隊に所属。陸軍工兵少尉。
1945年、ソ連軍の捕虜となりシベリア抑留を経験。
1950年、帰国。
1953年、上智大学文学部ドイツ文学科卒業後、平凡社に入社。
1972年、上智大学外国語学部非常勤講師。
1975年、国立民族学博物館教授。定年後相愛大学教授を経て創価大学文学部人文学部教授・特任教授。専攻はシベリア・中央アジアの文化史。
1998年以降、ウズベキスタン科学アカデミー考古学研究所と共同で、テルメズ郊外カラテパでクシャン時代の仏教遺跡の発掘を開始。
2002年秋には出土品を東京・奈良・福岡で展示。個人雑誌「アイハヌム」を東海大学出版会から刊行。
2016年9月11日、死去。

受賞歴

1983年、学術博士。1992年、ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。1976年。大佛次郎賞。1991年、大阪市民表彰。1994年、大同生命地域研究賞。1999年、南方熊楠賞、2002年、ウズベキスタン政府より「ドストリク」(友好)勲章、テルメズ市より「名誉市民」章を受賞。

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