『ゴーン・ガール』と同じく、旦那を主人公にしたら超コメディなのに、嫁さんの目線から大真面目に描いてるので、笑っていいのかどうか戸惑う。笑うべきだったのかなぁ。ちなみに『ゴーン・ガール』は北野武が絶賛してた。 主人公の旦那さん役は仲野太賀なので、そっち目線で描いていたら絶品コメディになってた。ホストを刺し殺しかけた女と結婚した挙句に、しまいには他の女に刺し殺されかける。 これは腕のあるコメディ作家がリライトしたら大爆笑コントに仕上がる。が、敢えてここは、大真面目に書かないとダメなのは間違いない。題材は、実話だから、ダウ90000とか、ヨーロッパ企画なら「コントにしてえ」と右手が疼くのではないか。…