本日に岩波「図書」12月号が届いておりました。 編集部からの「こぼればなし」見ましたら、表紙の加藤静允さんの連載は、 今月が終回とのことです。加藤さんの表紙絵と文章が始まったときには意外 な感じがしたものですが、やっとなじんで来たときには終わるというのは残念 なことであり。 同じく、今月で終わるのは金文京さんの「東京碑文探訪」だそうで、こちら も連載12ヶ月でありました。金文京さんの最終回は、つぎのように始まりです。 「いよいよ最終回である。東京で名碑の集中している場所といえば、まず谷中 と向島であろう。『東京碑文探訪』と銘打ちながら、向島に触れないのはいか にも片手落ちで残念である。しかし向…