縄文の神 作者:学, 戸矢 河出書房新社 Amazon 当ブログでも「縄文時代の神」というテーマを取り上げましたが、紀元前1万年にも人類が社会的な生活を行っていて、そこに信仰が存在していたというのには、尽きない興味をそそられます。歴史の授業では、飛鳥時代あたりからようやく歴史を記録した日本の書物が登場して、人物名や相関関係や歴史的出来事がはっきりします。そこから現代までは1500年くらいでしょうか。縄文時代は16000年前からと言われていますので、飛鳥時代はまだ現代に近い歴史区分ということになります。それだけ長い縄文の時代、人々は何に信仰心を寄せていたのか、それは現在でも残っているものなのか、…