東武グループのバス・タクシー会社「国際十王交通」が、バス営業をする際につかう呼称。
ただし、乗合バスの車体は、国際十王交通合併前の旧社のままのブランド表記が記載されている。
バス事業としては、東武バスグループの傘下、朝日バス(朝日自動車)グループに属する。
2007年3月にサービスを開始するPASMOを東武バスグループとして導入する予定。
営業所
- 熊谷営業所:旧国際バス
- 前身は、東武鉄道バス事業本部直轄時代の東武バス熊谷営業所
- 国際バス時代に両毛観光を吸収したことから、観光バスの取扱もある。
- 「新島車庫」という愛称を持ち、最寄りの停留所も「新島車庫」となっており、熊谷駅発着で回送代わりの営業路線も行っているため「新島車庫行き」と路線名としても定着していることから、地元では「熊谷営業所」よりも「新島車庫」と呼ばれることのほうが多い。
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- 乗合バス
- 熊谷駅発着路線を中心にさまざまな路線を持つ(ほとんどが東武バス時代からの継承)。
- JR高崎線の熊谷・籠原・深谷ならびに東武東上線東松山の各駅から一定区間までの100円運賃を実施している。
- 東武バス時代からそのまま引き継いだため、バス共通カードが利用可能。
- 国際ハイヤー時代より、朝日バスグループ共通デザインで「KOKUSAI」と表記されている。
- 東武バス時代より引き継いだままのデザインで、「国際バス」と表記されたデザインもあったが、これは、朝日バスグループデザインへの塗り替えまたは、廃車ならびにラッピングバス化により現在は1台のみとなっている。
- 一部車両には、ラッピングバスを導入している。
- 車内にある、引換券を持参して、熊谷の八木橋百貨店で3,000円以上の買い物をして提示すると、100円分の乗車券を引き換えてもらうことができる(地下食品売り場など一部商品を除く)。これは、熊谷駅から八木橋最寄の「熊谷寺前」停留所までの片道運賃が100円であることによる利用促進策であり、朝日バスと共同で行っている*1。
- 高速バス
- 成田空港行きフォレスト号(東京空港交通、千葉交通との共同)、
- 羽田空港行き(東京空港交通との共同)、
- 京都・大阪行き夜行ウィングライナー(近鉄バスとの共同)
- 送迎バス
- 八木橋百貨店の駐車場送迎バスを委託されている。(車両は乗合用小型車両と共通)
- スクールバス
- 東京農業大学第三高等学校スクールバスのうち、東松山駅発着路線のみ委託されている。乗合用大型車両をスクールバス専属にして運用。
- 観光(貸切)バス
- 合併後に書き換えまたは新車導入時に「Kokusai Juo」「KJK」と記載された車両が多い。
- 一部には両毛観光時代のままの「Ryomo」「R.K.」と記載された車両も在籍していたが消滅した。
- 伊勢崎営業所:旧十王バス
- もともと観光バス部門のみで、後に東武鉄道直営時代の東武バスの営業路線の一部を継承して乗合バスを運行開始。
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- 乗合バス
- 本庄駅−(上武大学−)伊勢崎駅間で2系統運行している。
- 十王自動車時代の新旧2パターンの車体デザインがある。
- 現在は1台だけ、熊谷営業所所属車両と同じ朝日バスグループ共通デザインの車両が所属していて、車体には熊谷営業所所属車両と同じく「KOKUSAI」と表記されている。
- バス共通カードは、利用できない。
- コミュニティバス
- 伊勢崎市内循環バスふれあい号(全線)を委託されている。
- 高速バス
- 観光(貸切)バス
- 合併後に書き換えまたは新車導入時に「Kokusai Juo」「KJK」と記載された車両が多い。
- 一部には旧十王バスのままの「Juo」・旧両毛観光時代のままで伊勢崎営業所に移籍した「Ryomo」「R.K.」と3パターンの記載車両が混在している。
- 足利営業所:旧両毛観光
- 国際ハイヤー時代に吸収合併された観光バス会社が前身。
- 廃止されている。
- コミュニティバス〜足利市内循環バスのうち、みなみ号を委託されていた。
- 観光(貸切)バス
- 太田営業所:旧両毛観光
- 廃止となり、現在は、朝日自動車太田営業所となっている。
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