International Whaling Commission。略称はIWC。
「鯨類資源の保存と有効利用、そして商業捕鯨の秩序ある発展」を目的として1948年に設立された国際組織。日本は1951年に加盟している。
1982年にIWCが商業捕鯨の一時的全面停止(モラトリアム)を採決した結果、日本の商業捕鯨は全面的に禁止された。以降、現在においても商業捕鯨の再開の目処は立っていない。
本年最後の投稿はショウノミクスVol.78で、日本のIWC(国際捕鯨委員会)脱退についてです。おそらく、政権中枢のトップダウンによる急転直下!の決定ではないか?と考えております。 少し背景を説明しますと、反捕鯨国の主な言い分は「クジラのような知能が高いシンボル的な高等生物*を捕獲するのはけしからん!(*-サメ類なども同様)」という環境保護団体の主張で、捕鯨国から見れば感情論に見えるようです。中には南氷洋のミンククジラなどのように個体数が増えて、その結果餌となる生物が減り生態系のバランスが崩れるなど悪影響を与えているケースもあると思います。 一点気になったのは、脱退によりIWCの会議の場から日本…