哲学研究者、東京女子大学教授。1951年福島県生まれ。1981年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程満期退学、三重大学講師、83年助教授、1988年横浜市立大学助教授、2001年教授、2005年東京女子大学教授。ライプニッツを中心とした哲学・思想史の研究をする一方で、医療技術がもつ現代的意味についても考えている。最近は、四国遍路などの巡礼の意義について実践も含めた研究を楽しんでいる。1999年『ライプニッツ著作集』で日本翻訳出版文化賞受賞。
書誌情報:中公新書(2771),192頁,本体価格1,000円,2023年9月25日発売カラー版-美術の愉しみ方-「好きを見つける」から「判る判らない」まで (中公新書 2771)作者:山梨 俊夫中央公論新社Amazon - 美術への関心はどんなことからでもいい。著者が用意したのは7つの扉だ。「関心を開く」,「好きを見つける」,「読む」,「比べる」,「敷居をまたぐ」,「参加する」,「判る判らない」のどこからでも美術を愉しむためのヒントがある。 「急がなくてもいいから,たくさん見ること,それが美術を愉しむ最良の第一歩」(14ページ)のメッセージが収録されている図版80点からもわかる。また,「美術…