古民家に住む 以前に書きましたが、私がある年齢になったなら(例えば70歳)。瀬戸内の下津井(しもつい)と言う町の古民家に住みたい。と書いたことがありました。そこは岡山県の南端、本四架橋の橋げたの下にある港町で、表通りは、狭い街道で、蔵造りや、格子造りの古民家が延々連なっています。江戸時代は、風待ち嵐除けの天然の港町として大いに栄えた町です。 その町にある古民家はどれも間口はせいぜい三間(5,4m)くらいで、入ると土間の店があり、片面が奧まで続く三和土(たたき)になっていて、店の奥が畳敷きの部屋が二つ、その次に中庭になっていて、炊事場風呂場があって、奥に更に畳敷きの部屋が二つ三つと続きます。 つ…