【 西条・岩船遺跡群 】 所在地: 中野市岩船、西条 大正15年(1926)、小林一美氏がこの附近の畑から出土した埋納銭容器を発見 しています。 この埋納銭容器は珠洲焼の甕で、器高は43㎝、口縁部を欠く状態で出土し、中には 94㎏の埋納銭が収納されていました。 平成元年(1989)、中野市教育委員会による発掘調査が実施された際には、縦3 3㎝、横43㎝、深さ21㎝の木箱の中から34,000枚(52種類)の埋納銭が緡 (100枚毎に紐を通したもの)状態で出土しています。 さらに平成7年(1995)、中野市教育委員会による発掘調査が実施された際に は、8600枚(57種類)の埋納銭が入った珠洲焼の…