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新1000形

(地理)
しんいっせんがた

京急新1000形
京急の一般型車両で、旧型車両の旧1000形(初代1000形)・700形・800形の置き換えを目的に2002年から製造されている。1000形としては2代目。
都営浅草線・京成電鉄押上線・北総鉄道・成田スカイアクセスへの乗り入れに対応した3扉車両。
8両編成は0番台、6両編成は300番台、4両編成は400番台の車号を名乗っている。
製造時期により大きく2グループに分類される。
2011年度末時点で8両編成×19本、6両編成×3本、4両編成×23本が在籍している。

前期車(1〜5次車)

車体はアルミ合金製。機器関係や性能は2100形に準じているが、座席レイアウトは扉間ロングシート、車端部ボックスシート。車内表示器はドア上にLED式のものを千鳥配置。
VVVF制御で、2100形同様にシーメンス製の制御装置を搭載し、2次車まで(8両編成の1033Fまでと4両編成の1413Fまで)はGTO素子で、MT比率は8両編成で4M4T、4両編成で2M2Tだったが、2005年初頭に登場した3次車から(8両編成の1041F〜と4両編成の1417F〜)はIGBT素子となりMT比率も8両編成6M2T、4両編成3M1Tとなった。種別・行き先表示器は3次車までは幕式だったが、2005年夏に登場した4次車から(8両編成の1057F〜と4両編成の1425F〜)はフルカラーLEDとなった。3次車までの編成も2009年から順次、フルカラーLEDへの取り換えが進んでいる。
現在、2100形ともども国産(三菱製)の制御装置に取り換える工事を順次施行中。また、種別・行き先表示機もLED式への取り換えが行われた編成が現れている。

後期車(6次車〜)

2007年初頭に登場した6次車から(8両編成の1073F〜と4両編成の1449F〜、および6両編成の全編成)は大幅な仕様変更が行われた。
車体が軽量ステンレス製となり(ステンレス製車体は京急では初採用)、運転台の高さが若干高くなった。また、車内の座席レイアウトも変わって車端部もロングシートとなった。制御装置も三菱製となり、電動車が2両1ユニットとなったため8両編成は6M2Tのままだが、4両編成はオールMとなった。
2008年登場の8次車から4両編成、2011年の11次車から6両編成(4M2T)の製造が開始されている。
2010年登場の10次車から(8両編成の1121F〜と4両編成の1489F〜、および6両編成の全編成)は車内表示器が液晶式となり、ドア開閉表示灯が新設された。さらに9次車までにはなかった車上情報管理装置も搭載された。

運用

8両編成:エアポート急行や快特などの優等列車や、地下鉄乗り入れを伴う運用を中心に使用されている。ただし、搭載機器の関係で9次車までと10次車以降では運用が分かれており、10次車以降は600形と共通の運用に充当され、成田スカイアクセスへの乗り入れも行っている。
6両編成:京急本線・逗子線の普通列車専用で使用されている。
4両編成:普通列車のほか、快特の増結車両として使用されている。

運行区間

京急本線:泉岳寺〜浦賀
京急逗子線:金沢八景〜新逗子
京急久里浜線:堀ノ内〜三崎口
京急空港線:京急蒲田〜羽田空港
都営浅草線・京成押上線:西馬込〜青砥
京成本線:青砥〜京成佐倉
北総鉄道・成田スカイアクセス:京成高砂〜成田空港

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