日経平均は反発。306.28円高の37934.76円(出来高概算18億6000万株)で取引を 終えた。前日の急落の反動から押し目を拾う動きが先行して始まった。また、日銀 の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったことから、短期筋中心に買い 戻しの動きも強まり、日経平均は後場取引開始後に38097.54円まで上げ幅を広げ た。ただ、大型連休を前にした持ち高調整の動きが中心だったほか、植田日銀総裁 の会見内容も見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は模様眺めムードが広がる場 面も見られた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占め た。セクター別では、化学、…