先のエントリーの補遺。 カントの考えを楕円としてとらえてみる。 この図表では、私(=主観)と物自体の交差する領域を現象(現象界)とする。この現象界については、西研氏の『NHK「100分de名著」ブックス カント 純粋理性批判 答えの出ない問いはどのように問われるべきか? 』の図表がわかりやすいので以下に。解説は同書を参考のこと。 内村鑑三の楕円については、図表化するよりも本人の発言を以下に。国際基督教大学が内村鑑三の「楕円形の話」の自筆原稿を公開しているのでそこから。しかし内村鑑三の手書き原稿が読みやすい! 福田徳三の悪筆wwに苦労しているので段違いだな。河上肇もわりと読みやすい。 https…