中国において東部沿海地区の経済発展から取り残された内陸西部地区を経済成長軌道に乗せるために中華人民共和国国務院が実施している開発政策及びその結果としての経済動向を指す。その政策は、2000年3月の全国人民代表大会で正式決定されたもので「西電東送」、「南水北調」、「西気東輸」、「青蔵鉄道」の4つが目玉プロジェクトとなっている。
2007年6月のNHKスペシャルの「激流中国 北京の水を確保せよ~しのびよる水危機」や年末の読売新聞の特集記事「中国疾走 五輪前夜」など、中国水不足の深刻さについて、たびたびテレビや新聞で報じられています。 中国の北部や黄河流域は昔から慢性的に水不足に悩まされてきていますが、経済成長が著しく、さらに2008年オリンピック開催が決まってから、北京市は都市開発・建設ラッシュ、食生活の変化、洗車場の増加、街の緑化などにより、水の使用量が急速に増加しました。 北京市の北にある密雲ダムの貯水量は地球温暖化の影響や開発でこの10年で3分の1にまで減っており、近い将来には北部の生活、農業、工業活動に大きな支…
【仰天】中国のチベット投資促進策、「40万ドル投資すれば子供に大学入学枠を特別プレゼント!」 2024.4.5(金)譚 璐美 春節とチベット歴の新年の前々日、伝統的なスープ料理「グトゥ」を作るチベットの女性= 2024年2月8日撮影(写真:新華社/アフロ) (譚 璐美:作家) 米国の中国語ネット「博訊」(2024年3月23日付)が転載したフランス国際放送テヴェサンクモンド(TV5MONDE)の報道によれば、中国政府は国内向けのチベット投資促進策として、「チベットに40万ドル(約6000万円)投資すれば、子弟の大学受験の『特別合格枠』をあげる」という新たな政策を発表した。 中国国内で最高の経済成…
(2024/3/20) 『日本の常識は世界の非常識!』 高橋洋一 徳間書店 2023/6/2 <まえがき> ・岸田政権は経済オンチともいえる反アベノミクスの姿勢を示し、「国債でというのは、未来の世代に対する責任として採り得ない」などと「防衛増税」や「異次元の少子化対策増税」に走ろうとしているように見える。 ・そもそも、アベノミクスの理論的基礎となっているのは、2022年にノーベル経済学賞を受賞したバーナンキ氏の理論である。マスコミや官僚、一部専門家など反アベノミクスを煽る人たちは、マクロ経済の政策でも日本流ですべて通用すると思っているのだろうか。「埋蔵金」を使わせない財務省の論理によって、日本…
(2023/9/12) 『中国経済崩壊宣言』 石平、高橋洋一 ビジネス社 2023/8/1 <数字が証明する中国経済崩壊宣言!> ・劉教授は「ポストコロナ」において中国の経済回復は思うとおりに進んでいないことを認めたうえで、その問題点として次の「5つの20%」を指摘した。 若年層失業率が20%を突破したこと 工業企業の利益が前年同期比で20%近く落ちたこと 地方政府の土地譲渡金収入が前年同期比で20%減ったこと 不動産の新着工面積が前年同期比で20%減ったこと 消費者信頼感指数が20%以上も落ちたこと それらの問題点を根拠に、劉教授は「中国経済はすでに自己回復能力 を失っている」と分析し、中国…
習近平が、またやりすぎた…!?中国の「気候改変プログラム」のウラで、世界で異常気象が続発する怪しすぎる関係 (msn.com) 2022年に貴州省で行われた人工降雨作戦 Photo/gettyimages© 現代ビジネス 2022年に貴州省で行われた人工降雨作戦の様子 Photo/gettyimages© 現代ビジネス 人工降雨作戦は世界の環境を歪めているのではないか Photo/gettyimages© 現代ビジネス 中国「人工降雨」のヤバすぎる実態中国北部では7月末から8月上旬に襲った豪雨の被害が広がっている。7月におそった2つの台風の被害は、経済損失57億4000万ドル、死者・行方不明者…
『なぜこれを知らないと日本の未来が見抜けないのか 政治と経済をつなげて読み解くDIMEの力』 江崎道朗 KADOKAWA 2023/4/3 ・そもそも日本はDIMEという考え方をどこまで採り入れているのか。経済安全保障という言葉が脚光を浴びるいま、かつてに比べて、日本の国際安全保障、国際政治への向き合い方はどう変化してきたのか。 <はじめに> ・「台湾有事は日本有事」かつて、凶弾に斃れた安倍晋三元総理はこう述べた。 ・「米中対立」「台湾有事」といった言葉が新聞紙上を飛び交うようになって久しい。 ロシアがウクライナに戦争を仕掛けるのではないか――。そうアメリカ政府が警告を発したとき、それを半信半…