爆笑オンエアバトルという番組があった。10組の若手芸人のネタを録って、観客がそれに票を入れて審査する。最後に票の多さを計って、上位5組を決める。そして実際にオンエアされる番組では計量のシーンから放送し、上位5組のネタしか流さないという、非常にシビアなお笑い番組だ。私は友人からそのビデオを貸してもらい、それはもうドハマリした。漫才やコントのセリフを諳んじられるほどに、だ。 この番組を毎週見ていた私だが、2004年に困ったことが起こった。これの音楽版をお笑いと交えて隔週で流すことが決まったのだ。つまりネタ番組を月に2回しか見れなくなる。「なんだよ、歌番組なんかどうでもいいよ」と、ひどくガッカリした…