江戸幕府の将軍の補佐役で臨時に老中の上に置かれた最高職である。基本的には名誉職的な意味合いが強い職だったが、井伊直弼などのように権力を集中させる者もいた。譜代大名の10万石以上より任ぜられ、大老職に就けるのは井伊家、酒井家(雅楽頭流)、土井家、堀田家に限定された。