1956年、大阪生まれ。灘高等学校、慶應義塾大学法学部卒業後、南カリフオルニア大学行政管理学修士課程修了、同大学社会学部博士課程修了。専門は犯罪学、ギヤンブル社会学、社会調査論。現在、大阪商業大学教授、学長。著書に「ツキの法則」(PHP新書)、「『社会調査』のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ」(文春新書)、「確率・統計であばく ギャンブルのからくり」(講談社ブルーバックス)など多数。
賭け事の起源は、古代の占いや神判、競技などにさかのぼるとされています。これらは、偶然による吉凶の判断や神の意志を確認する手段として、また神に捧げるための競技として行われていたものです。 また、賭け事は金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯であり、社会悪とされることもありますが、宝くじや競馬など合法的な賭け事も存在します。しかし、賭け事は犯罪に当てはまることもあります。 賭け事に関連する言葉や概念は、文化や時代を通じて多様な形で存在し、人々の生活や娯楽に影響を与えてきました。 賭け事が経済生産を生じない非生産的な行為として批判される一方で、娯楽としての効用を生み出しているという見方もあります。 一方で…
前回の「今月の読破リスト」の掲載から、まだ1カ月たっていないと思うのですが、とりあえず200冊が読めました。 ただし日本語の本ばかりで、頃合いを見計らって、外国語の本にも手を出していきたいと願っています。 1カ月に200冊の本を読むのに「ふうふう」言っていたのに、最近は余裕で読めるようになりました。 その理由の一つは、純粋に速読力が増しているということと、もう一つはシンプルライフ化が進み、余計なことに時間や手間を取られなくなったということが言えると思います。 私の場合「本を読む」ことが人生の核で、それ以外はできるだけ省略化したいと思っています。 営業の第一線を離れた今の私は、交友範囲が狭く、し…
データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)作者:谷岡 一郎筑摩書房Amazon『「社会調査」のウソ』の著者のちくまプリマー新書。社会調査のやりかたの簡単なおさらいなども書いてあって、これはひょっとしたら社会調査の教科書か副読本を想定してるのかなと一瞬よぎった(前著『「社会調査」のウソ』もそんな気配があった)。まぁ、あまり社会調査と関係なさそうなマスコミ報道への文句などがけっこうあったりしたので、まぁ本気で教科書というわけではないだろうなとは思ったけど。
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 私は、大学院で将棋を研究しています。 研究は、ただパソコンと向き合っていれば進むものではありません。やはり量も必要ですが、質も大切です。質を上げるためには集中力を長時間保つ必要があります。 谷川浩司先生は、「羽生さんが長考に入ったときなど、他の棋士からは感じられない集中力を感じ」(谷川 2002: 26)るといいます。 やはり一流の集中力は、次元が違うのでしょうか。 私も集中力を継続して保つために、色々と工夫していきたいと思います。 文献:谷川浩司・谷岡一郎,200…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 将棋は、選択肢が多くあります。そのなかから、最善手を選ぶわけですから、プロ棋士はどのれくらい手を読んでいるのか気になるところです。 谷川浩司先生は、「第1感で90%捨ててしま」(谷川他 2002: 47)うといいます。また「9割がたは正しい手を選んでいるという自信」(谷川他 2002: 47)もあるようです。 読むことなく、捨ててしまうのですね。 以前から書いているように、私のLINEアカウントの一言は「直感は知性よりも強力」はやはり的を得ているように思います。誰の…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 「運がいいな」と思うことがあります。将棋は、基本的に運的要素が少なく、ほとんどがその人の実力で決まります。ですが、先手後手を決める際は運ですし、指運という言葉があるように、少しは運も関係してくるようです。 では、運が良くなるためには、どうしたらいいのでしょうか。 谷川浩司と谷岡一郎の対談で「実力があっての運である」(谷川他 2002: 45)といいます。 運がいい私は実力があるということでいいですか? 文献:谷川浩司・谷岡一郎,2002,『勝負運の法則ー「ツキ」と「…
今度8月6日に埼玉で行われるSF大会の一企画で、「SF入門書で「SF再入門」」という企画を牧眞司さん、池澤春菜さんと僕の三人で行う予定なのだけど、このイベント前に一度「自分はそもそもどうやってSFに入門したんだっけ?」を振り返っておこうと思った。そういう文章は(たぶん)今まで一度も書いてないのもあるし。 www.scicon.jp 僕の場合おもしろいのは、SFを明確にたくさん読み始めたのは大学生になってこのブログ(基本読書)を書き始めて以後のことで、SFにどのようにハマっていったのかの軌跡が残っている点にある。たとえば僕がこのブログを書き始めるきっかけになったのは神林長平の『膚の下』を読んで、…
SFブームなので、図書館で借りてみた。 読みたい作品がたくさん増えたので、借りてよかった。 SFはこれを読め! (ちくまプリマー新書) 作者:谷岡 一郎 筑摩書房 Amazon