劇作家。 昭和29〜32年のNHKラジオ「ヤン坊ニン坊トン坊」や33〜38年のNHKテレビ「ブーフーウー」、「ダット君」「とんちん小坊主」「とんでけブッチー」といった作品でテレビ、ラジオで活躍。新劇の脚本兼演出家として『飯沢匡喜劇選集』(全6巻、未来社)など多数の著作があり、いわさきちひろ美術館の初代館長も勤める
県議会予算特別委員会で答弁する千葉総務部長=5日 岩手県立大(岩手県滝沢市)の理事長の月額報酬が30万円以上増額され、賛否があることを報じた河北新報の記事に県立大が訂正を要求したことが5日、県議会2月定例会予算特別委員会で取り上げられた。飯沢匡県議(いわて県民クラブ・無所属の会)は「メディアへの異常な介入。教育機関としての資格が問われる」と疑問を呈した。 ■理事長報酬の引き上げを報じる 県立大は、副知事を退任した千葉茂樹氏が2020年4月に理事長に就任することに伴い、月額報酬を62万6000円から上限99万7000円に引き上げた。河北新報は23年10月8日の朝刊で、報酬の増額を巡り「経歴を踏ま…
Féminin:…今日は長嶋茂雄さんのお誕生日ね、満88歳。 Masculin:そうですね、このところあまり姿をお見せにならないけど、病に倒れられてからも来月でちょうど二十年で。 F:貴方のお母様も同じご病気で…三ヶ月後だったわね。 M:えぇ、いくら長年の大ファンでも病気まで付き合わなくても(苦笑)。 F:あの’59年6月の天覧試合は現場の後楽園球場でご覧になってたんですって? M:そうなんですよ。サヨナラ弾の瞬間を昭和天皇、香淳皇后のお姿を背景にとらえた有名な写真にも一緒に観戦に行った叔父としっかり写り込んでます、スタンドの中段で。 F:あら、お母様のお腹の中で一緒に観てたっておっしゃってな…
今日は楽しいお休みです。成人の日は15日というのが身体に染みついているので、ただのお休みの日。国家権力の思うがままにはされません(笑)。 今年はまだ、2日しか仕事に行ってないのに早くも精神的に疲労困憊(笑)。会社に行くだけで気疲れします。 いい歳こいて何ですが(笑)、我ながら、とことん労働に向いていない。と、言うか、人が居るのが嫌なんです。 お金を稼ぐとはそういうことなのかもしれません。今週から仕事が本格的に始まります、嗚呼。 能登の地震は想像以上に大変なようです。大きな地震があると雨が降る。神戸も東北もそうでした。避難者の人達はさぞかし寒い思いをされているでしょう。 東京で災害があっても、今…
標記のHPが更新されていますので紹介します。毎月1日に遅れることがありません。私などは、いつもぎりぎりになって投稿して迷惑かけています。そして紹介も遅れ遅れになっています。 今月は9本のエッセイです。私もその一つと「ジョー句」に3句投稿しています。 いつものにまして記事が満載ですが、今月は「おしゃべりコーナー」も充実しています。覗いてください。 西神9条の会 (www.ne.jp) エッセイを私の感想を交えて紹介します。 非同盟のネパール外交は? (その4)島田 徹(竹の台) 毎年、ネパールで数カ月を暮らしている島田さんがネパールの外交について書いています。憲法で「非同盟」と明記しているのは驚…
最近、飯沢匡(ただす)の文章を読んでいて、「ヤンボウ・ニンボウ・トンボウ」の作詞 (作曲は服部正) と「ブー・フー・ウー」の作詞 (作曲は小森昭宏) はともに飯沢匡ということにいまさらながら気がついた (“Rule of Three” といってしまえばそれまでだけれど)。 ※ 飯沢匡の『武器としての笑い』 (1977) によると、この頃は児童劇というものは児童がやるという考え方が圧倒的に強く、「ヤン坊」「ニン坊」「トン坊」 の声を担当した里見京子、横山道代、黒柳徹子の名前は一年間公表されなかったとある。また同書には不良少女的カラスの「トマトさん」——赤い色が好きなので——を登場させたことがこの…
1971年から75年まで、新潮社から「書下ろし新潮劇場」という戯曲のシリーズが28点刊行されていた。当時、唐十郎やつかこうへいの小劇場がブームだったせいだろうが、別役実や安部公房、井上ひさし、秋元松代、山崎正和など劇作家や戯曲も書く人のほか、辻邦生、佐江衆一などこれが唯一の戯曲という人までいる。ラインナップは、 移動 別役実 1971 未必の故意 安部公房 1971 舟は帆船よ 山崎正和 1971 七本の色鉛筆 矢代静一 1972 八百屋お七牢日記 田中千禾夫 1972 にぎやかな部屋 星新一 1972 (上演されたらしい)愛の眼鏡は色ガラス 安部公房 1973 結婚記念日 富岡多恵子 197…
王様のブランチ・BOOKコーナーで紹介された本を紹介します。 続 窓ぎわのトットちゃん:黒柳徹子(講談社) インタビュー ひとこと 続 窓ぎわのトットちゃん:黒柳徹子(講談社) 続 窓ぎわのトットちゃん (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); インタビュー ―――続・窓ぎわのトットちゃん発売おめでとうございます。42年ぶりの続編ということで、いまのお気持ちを教えてください。 黒柳さん: こんなに皆様が取り上げてくださるって思わなかったので、びっくりしています。 ―――帯にも書かれていますが、「みんなが会いたかった<その後>のトットち…
本の買取強化中です。JR小倉駅北口「小倉の古本屋」古書城田 JR小倉駅北口(新幹線口)の古本屋、古書城田です。北九州市内をはじめ福岡県内&近県、本の出張買取、本の遺品整理を行なっています。大量歓迎です。査定無料、出張費無料です。どうぞご相談くださいませ。 (買取専門)093-551-3009 メール:shirota@mx71.tiki.ne.jp 古物商許可証 [第32483号/福岡県公安委員会] 全国古書籍商連盟北九州古書組合所属 店舗はJR小倉駅北口、徒歩1分の場所にございます。ファミリーマート小倉駅北口店さんのすぐ裏手となります。ご来倉の折は、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。 〒8…
「武器としての・・・」とタイトルを付けた本が多く刊行されていることに、感想を述べてきました。 このタイトルが最初に用いられたのは、「武器としての笑い 」 飯沢 匡(岩波新書)です。(調べた範囲で) この本は、社会体制や権力と戦う手段として、”笑い”を武器にしてきた庶民の姿を描いたもので、自己啓発やビジネスを目的としている最近の「武器としての・・・」とは方向が全く異なります。 1970年代は社会運動や学生運動がまだまだ活発だった時代で、この本もそうした時代の空気を反映していると思われます。大きな権力や不条理に力で対抗するのではなく、笑いで吹き飛ばす心もちとでも言ったらよいのでしょうか? 笑いの対…
今月号の特集タイトルは、「『政治』を労働者の手に―現代日本政治をどうみるか」です。 8月24日、原発汚染水が海洋放出されました。 12年前の甚大な悲劇を、もう忘れたのか? 岸田政権、そして東電など大企業の無責任ぶりがあらわになったできごとでした。 軍拡と社会保障削減、マイナ保険証、インボイス、そしてあいつぐ不祥事……。 とにかく問題だらけの岸田政権です。 その支持率低下は深刻です。 この号では、岸田政権の本質を明らかにするとともに、政治を労働者の手にとりもどす道を探ります。 いま、多くの労働者が政治から疎外され、政治的無関心に追いやられています。 日本でも低投票率が問題になっています。 背景に…
確認した中で、最も古い「武器としての・・・」本は、 飯沢匡 著「武器としての笑い」(岩波新書、1977年) そう言えば、学生の頃、書店で見かけたような気もします。 社会体制や仕組みがもたらす不条理に対して、「笑い」を 庶民の武器として立ち向かおう、と言った内容です。 この後に「武器といての」本はしばらく途絶え、本格的に 復活するのは2015年頃で、2018年から急にブレイクします。 しかし、内容は様変わり・・・。 社会の武器ではなく個人の武器(ビジネススキル)を身に着ける、 或いは武器を磨く内容が主となってきます。時代の流れですね。 社会的な関心が薄れ、自分に対する関心の方が強くなってきた 変…
全3項目 ●代表作 ●「フリースタイル56 特集:マンガ家による極私的偏愛映画ベスト10」より10本 ●「twitter(@suikyokitan)」で語った主な映画8本 「赤い天使」より 全3項目 ●代表作 漫画「死者の書」、 「五色の舟」等 漫画家として活躍する女性の近藤ようこ が影響を受けた・好きな映画。 ●「フリースタイル56 特集:マンガ家による極私的偏愛映画ベスト10」より10本 神さまこんにちは ペ・チャンホ…ロードムービー、電車、詩人、抱える事情 キルソドム イム・グォンテク…南北に分かれた家族、人探し、TV番組 大統領の理髪師 イム・チャンサン…コメディ、家族、当時の世相…
7月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)今日ひと日蓮の心で生きてみむ 雅舟 【花】ハス(スイレン科)【花言葉】清らかな心 【短歌】ハスの葉を帽子がわりに被せられ父の生家を母と訪ねき 鳥海昭子 母と連れ立って庄内平野の真ん中にある父の生家を訪れた幼い日のこと。ハスの葉を帽子がわりにして歩いた遠い記憶が、夏の暑さを呼びさまします。 【季語】蓮【俳句】暁闇を弾いて蓮の白さかな 芥川龍之介 蓮の花開かんとして茎動く 滝沢伊代次 蓮の香や水をはなるゝ茎二寸 与謝 蕪村 【三行詩】はちす葉の濁りに染まぬ心 古来聖女の身にも喩えられ はたまた蓮華台にもなされ【万葉歌】ひさかた…
神奈川近代文学館で開催中の「本の芸術家 武井武雄展」。 武井 武雄(たけい たけお、1894年〈明治27年〉6月25日 - 1983年〈昭和58年〉2月7日)は、童画家、版画家、童話作家、造本作家である。 一冊ごとに表現形式を変える。マンネリズムを防ぐ。個性は不動だがバラエティがつく。 「未経験の新しい素材ととっ組む事、つまり処女地に鍬を入れる事は如何にも少年らしい夢とファイトを湧かす機会であって誠に得がたい若返りの法でもあるわけである」。 「本というものの固定観念を破り、動脈硬化を防いで本感覚を新鮮にしていく事こそ本の美術への新しい道と考えているからである」。 「本は読むものだと言う長い世紀…
古本市で買った本。1978年発行。 1945年から1960年までの間に発表された日本SF短編のアンソロジー。短編なのでサクサク読める。よい。 星新一「収穫」 この作品集の中ではかなり異色で星新一らしいが、星新一の作品全体の中ではあまり星新一らしくない気がする。初期の作品だからか。水爆衛星の話。 飯沢匡「日本陥没」 日本沈没のドタバタ戯曲。日本沈没が頭にあるとなぜ陥没なんだろうと思うが、浮かんでいるものが沈没するのであって、隆起したものは陥没するのが正しい使い方だろう。つまり日本陥没が正しい。 斎藤哲夫「宇宙混血」 有人火星探査の話。混血はないだろうと思ったら、ちゃんと遺伝子操作していた。 香山…