積分される関数のこと.不定積分 であれば,
が被積分関数である.
原始関数を求める際,被積分関数の形のわずかな変化で方針が大きく異なることがある.
被積分関数の分母が 2 次式であるような場合を考える.このとき,分母の式が 1 だけ違うだけで,積分の方針が大きく変わることがある.
分母は簡単な形に因数分解ができる.そこでこれを部分分数に分解して,個々に積分する.
分母は の平方である.
分母が実数の根をもたない.
ここで とおく.
であり,