ENGLISH 如来と呼ばれる光そのものに例えられる境地 基礎編8でご説明致しましたように「自分の視点に囚われず、他のどのような特定の視点にも囚われる事の無い、完全な中道の境地に達することができれば、光そのもののように、あらゆる相対的な視点を超えた、時間も空間もない境地に達することができるのかもしれません」。仏典に描かれている仏の悟りの世界の様子は、ものの形や概念すらも超越した世界であり、正に、時間も空間も超越した光そのものが見えるであろう世界と酷似しています。 釈尊の悟りの境地が時間も空間もない光そのもののような状態であるならば、一万年前の光が一瞬にして私たちに届くように、釈尊の悟りもまた、…