鶴見俊輔伝作者:創, 黒川新潮社Amazon今日は休みだった。そして、毎月1度行っている「発達障害を考える会」のミーティングの日で、皆でZOOMで集ってそれぞれ思うところをシェアし合った。ぼくは前々から書いてきた、姫野桂『ルポ 高学歴発達障害』について話をした。骨子としてぼくが話したのはこんなことだ。ぼくたちは「高学歴」というキーワードからついつい「賢い」「何でも卒なくできる」というイメージを抱いてしまう。でも、姫野桂のこの本を読めば登場する高学歴発達障害者たちが皆押しなべて「学校でも生きづらく、その後就職した会社でもケアレスミスや意思疎通の困難さのためにつまづいた」という体験をしていることに…