詩人。 1983年、第1回現代詩新人賞受賞。 「詩のボクシング」で優勝、第2代チャンピオンの谷川俊太郎に続き、第3代チャンピオンとなる。主な著作に、『ラッキョウの恩返し』、『アトランティスは水くさい!』、『夜ごとふとる女』、『(お)もろい夫婦』、『ターミナル』、『開運ラジオ』(戯曲集)など。 2004年、『詩七日』で第12回萩原朔太郎賞を受賞。 2005年、『二人乗り』で第27回野間文芸新人賞受賞。
1998年12月、書肆山田から刊行された加藤律子(1973~)の第1詩集。装幀は青山杳。付録栞は平田俊子「匂い立つ人」。第34回現代詩手帖賞受賞。著者は横浜生まれ。 目次 エリゼ 肉と雪 南の人 全部の赤 チキン 川の底 ヴェエル。ナーヴァス。 ベイビーをさがす シャワー室 暴虐の腕 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
昨日の朝刊の18面に載っていた「こどもの詩」です。 ごほうび 埼玉県・鳩山幼稚園年中 青田 岳飛(がくと) せんせい さようなら ぼくは ちょっと おそばをたべてきますから この詩にたいして選者の平田俊子氏は、「幼稚園でがんばったらおそば屋さんにいく約束をしていたそうです」とのこと。 園児へのご褒美が蕎麦。 岳飛君は、何蕎麦を食べるのでしょう? ざる蕎麦はいくら何でも食べないでしょう。 蕎麦を食べる園児、年寄り臭くて面白いです。 最近、気になって見ているテレビドラマがあります。 それはテレビドラマ「季節のない街」です。 ドラマ『季節のない街』公式サイト|Disney+(ディズニープラス)公式 …
2023年7月、思潮社から刊行されたたかとう匡子(1939~)の評論集。装幀は井原靖章、切り絵は井原由美子。著者は神戸市生まれの神戸市在住。 思えば最初のこの「私の女性詩人ノート」に収録した十四人の詩人ノートを書き終えたとき、今まで経験したことのない充実した時間を過ごしたという感じと、私自身たくさんのことを学ばせてもらったこともあって、一冊では最後にしたくない、さらに一女性の視点で私なりに葛藤をつづけたい、この一冊は私にとって通過点に過ぎないという思いが残りました。何かたくさんのものを積み残しているという気持ちも強くありました。 二冊目は同時代詩人論として、戦後からの、私と同じ時間、同じ空気を…
忘れないでおくこと 随筆集 あなたの暮らしを教えてください2 (随筆集 あなたの暮らしを教えてください 2) 作者:町田 康,江國香織,酒井駒子,ヤマザキマリ,保阪正康,潮田登久子,関 容子,鴻巣友季子,片岡義男,小池昌代,近田春夫,斎藤明美,半藤一利,岩政伸治,角田光代,津村記久子,姜 尚美,穂村 弘,木内 昇,三木 卓,ほしよりこ,早坂 暁,佐野眞一,楊 逸,西 加奈子,平田俊子,植松三十里,坂之上洋子,恩田 陸,吉行和子,青木奈緖,赤川次郎,山口 晃,渡辺和子,鈴木みき,三宮麻由子,末盛千枝子,椎名 誠,堀江敏幸,坂井真紀,高畑充希,あべ弘士,ミロコマチコ,伊藤亜紗,阿川佐和子,益田ミリ…
絶賛炎上中の今田耕……もといナウロマンティックの動画、30年前ということを考慮してもあれよく放送されたなぁ。まあ30年経った今あえて燃えさせようとは思わないけど。例えば前々回の水ダウのように、60数年前は気に入らない事に対してテレビでキチガイって言えた時代だし、でもキチガイって言葉は当時からダメだし、でも当時はそこそこ受け入れられたんだろうし、でも当時すでに嫌だった人もいただろうし。常識とか認識って長い年月のうちに変わっていくから白と黒の2色だけでは判定できんよねと。あの動画で笑いのネタになってた事象は正直引くし限りなく黒に近いし周囲の反応やあれを流す判断とかも同様に黒いだけど、じゃあ2024…
昨日は母方の叔父の告別式があったため仕事を休み、千代田線に乗って綾瀬まで行く。 本を持たずに出てきたので、車内ではポッドキャストで博多大吉とカンニング竹山の福岡吉本時代の話を聞く。現在のコンプライアンスではあり得ない話だが、昭和ではなく平成の話だから感覚的にはつい最近のことなんだよな。時代は変わった。 綾瀬といえば“デカダン文庫”という魅力的な古本屋があった街。その店を訪ねた時以来の綾瀬である。この日記を検索してみると2005年4月24日にデカダン文庫を訪れているので、それ以来の綾瀬だと分かる。この日はその後に東武線の五反野駅近くにあった“四季書房”にも寄っている。これらの古本屋は今はもうない…
以前よりも熱中度や総量に変化がありますが(近年毎年言ってる)、2023年もK-POPを本気で…つまるところ見栄や威信や打算なしに聴きました!私にとってK-POPを聴いたり見たりすることは自分の輪郭を探る作業の一つでありそのうち最もポップで親しみやすいものという存在なので、その時々の様相を見せながらもいつでも面白いです。今年もK-POPから全て学びましたので、例年通り書き記しておこうと思います。 自分にとって2019年が最も分かりやすく、傾向や個人的な探求が合致した年でしたが、2023年はここ数年で一番傾向づけることが難しい感覚があります。三大事務所等の大手から独立したスタッフや名だたるクリエイ…
『私の女性詩人ノート』は詩人・たかとう匡子さんによる近現代の女性詩人論であり、現在三冊出ている。感想をまとめておきたい。 ちなみにわたしは詩を読むのが苦手で、この本で取り上げられている詩人の方々もあまり知らない。でもこの本作のように誌の解説や背景の説明があるとずいぶん読みやすい。詩を読む勉強にもなったと思う。 とりあえず今年は二冊しか読めなかったけど来年『Ⅲ』も読みたいと思ってる。 私の女性詩人ノート 作者:たかとう 匡子 思潮社 Amazon 「はじめに」で著者が本作を書くに至った動機として、村野四郎氏の「(女性詩には)戦争をきっかけにした時代的葛藤の痕跡が見られない」という文章が引用され、…
今朝(5時20分)の室温は、28.6度で、湿度は48%でした。 ベランダに出てみると、昨日の朝のような無言の威圧感はなく、冷気を帯びた新鮮な空気が気持ち良かったです。 早く、今年の暑さに慣れたいです。 午後3時29分頃、空が時代劇映画におけるところの 風雲急を告げる(ふううんきゅうをつげる)ような状態に。 黒い雲が空を覆い、激しい雨が強風にあおられ、雷が轟きました。 傘も差せないような凄い横殴りの雨でした。 でも、1時間もしない中に空は晴れ渡り気温も下がり静かな状態に戻りました。 天気が激変して、私の精神や肉体に異常をきたすのではないかと、ちょっと怖かったです。 今日も「こどもの詩」を転載しま…
2023年5月、阿吽塾から刊行された天沢退二郎(1936~2023)の詩集。装画・装幀はマリ林。小学5年生から21歳の第一詩集『道道』前夜までの全102篇。附録栞は、天沢衆子「運命の出会い」、高野民雄「『道程』の頃」、平田俊子「夢の入口」、野村喜和夫「天沢退二郎の『死後の生』のために」、福島直哉「天の川から銀河へ」、菊井崇史「かぎりなき風景のなかで」。 目次 Ⅰ ぼくの作品集 朝の踏切 希望 芋の花 白鷺 無題二篇 そよ風 菜の花 省線電車 木の瞳 たそがれの海 Ⅱ 天鐘詩抄 四季複混詩 荒野 がまぐち 化物国の風景 神秘の町 運命と攝理 六月の宇宙 天才が門出する朝 夜明けの龍 Ⅲ 手帳A …
今日は朝(午前9時)からクレジットカード(KIPS PITAPAカード)の解約の電話をしました。 昨日の午後4時半頃1回、電話をしたけれど混んでいたのでかけ直してくれとの案内。 電話のガイドで、「この電話は有料です。22.5秒(?)毎に10円がかります」とのこと。 電話を待たされている間中、秒数をカウントしているのならかけ直そうと電話を切りました、明日の朝、9時ジャストに電話をかけ直そうと。 今朝起きてインターネットでカードの解約を検索をしたら、解約のサイトがありました。 でも、KIPS PITAPAカードは解約できないとのこと。 仕方がないので電話をして解約の手続きをしました。 私が本人であ…