11月19日(日) ・#短歌を見つけてー暮田真名『ふりょの星』ササキリユウイチ『馬場にオムライス』合 同批評会に参加。川柳のイベントに参加するのはこれが初めてかも。 パネリストに穂村弘さん、平尾直子さん(平岡さんは川柳作家でもある)郡司和斗さん と歌人が多かったためか、川柳と短歌のちがいが話題にのぼることが多かったのですが 川柳と俳句の関係や、五七五ではない川柳と自由律俳句のちがいなどが、個人的には気 になりました。これはまた別の会に期待、という感じかな。三次会まで参加させてい ただきましたが、とにかく初対面の方が多くて、人酔いしました。 購書:ササキリユウイチ『馬場にオムライス』『飽くなき予…
4/14(日)14:00~16:00 平岡直子、文月悠光、暮田真名 だれでも文芸部 NHKカルチャー 青山教室 https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1286477.html 起きられない朝のための短歌入門 作者:我妻俊樹,平岡直子 書肆侃侃房 Amazon 臆病な詩人、街へ出る。 (新潮文庫) 作者:文月 悠光 新潮社 Amazon 宇宙人のためのせんりゅう入門 作者:暮田真名 左右社 Amazon
4/3 (水)19:00 - 21:00 暮田真名×渡辺祐真「川柳バズらせナイト!〜句会と対話でめぐる川柳の過去・現在・未来〜」【暮田真名『宇宙人のためのせんりゅう入門』(左右社)刊行記念イベント】隣町珈琲 https://peatix.com/event/3877483/ 宇宙人のためのせんりゅう入門 作者:暮田真名 左右社* Amazon
2月15日(木)19:00から『宇宙人のためのせんりゅう入門』(左右社)刊行記念 暮田真名さん×小池正博さんトークイベント 紀伊國屋書店新宿本店 2階BOOK SALON store.kinokuniya.co.jp 宇宙人のためのせんりゅう入門 作者:暮田真名 左右社 Amazon
現代川柳「蟹と炙り寿司」(鯨井久志&蟹味噌啜り太郎) 蟹の鳴くところにすこしグーを出す 炙り寿司逃走中の蟹確保 蟹と見間違うほどの庭園 指切りで息殺す蟹とその子ども 蟹の代わりに握ってやる掌 山折りに殻は積むのと笑う蟹 蟹と手を繋ぎあわせて飯を食う 散髪を終えた寿司屋の後をつけ 蟹味噌が汗に流れて海となり 札をつけ茹でる仔蟹の初詣で 縦列に停まる蟹たちの隊商 蟹だけの満漢全席投げ捨てる 蟹食えば蟹が鳴るなり甲殻寺 声あげて炙る小粋な寿司倅 焦げ目からオホーツクの音がする 赤飯でなければすなわち炙り蟹 貝がらに耳をすませる蟹巨匠 火を見る森を見る蟹を見る 蟹は外どうしてそんなこと言うの 炙られて…
ここのところ本を読みすぎてなんの本を読んだのか、まだ記事を書いていない本はどれかを忘れそうになっているので、備忘のため書き出します(太字はブログに書いたもの)。 〈歌集〉 土岐友浩『僕はいくよ』 永井祐『広い世界と2や8や7』 川野芽生『Lilith』 我妻俊樹『カメラは光ることをやめて触った』 穂村弘『ラインマーカーズ』 魚村晋太郎『銀耳』 飯田有子『林檎貫通式』 奥田亡羊『男歌男』 永田和宏『午後の庭』 工藤吉生『世界で一番すばらしい俺』 大森静佳『てのひらを燃やす』 永井亘『空間における殺人の再現』 山崎聡子『てのひらの花火』 北山あさひ『崖にて』 正岡豊『四月の魚』 雪舟えま『たんぽる…
先月の記録を見返してるんだけどなんだか隔世の感がある。なぜだ。歳をとると10年前が最近のように感じられたりするが、1ヶ月前が半年前のように感じる(こう書いてみるとインパクトないな)。 古田徹也『言葉の魂の哲学』、東京:講談社(講談社選書メチエ)、2018年(2021年6刷)。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000195634 タイトルで長いこと気になっていた。他の表現もありうる中でなぜこの表現でなければならないのか考え抜くこと、類義語の中で一つの単語を自分で選び取ること、それによって言葉に魂が宿ると読み取った。一つの納得のいく答えだ…