富山県富山市と飛騨市との境にある山。立山連峰にある山の1つで標高が2,662メートルある。
少し長めのお休みが確保できたので、長年計画してきた「雲ノ平周回」を実行してきました!! 折立~薬師岳~黒部五郎岳~鷲羽岳~水晶岳~雲ノ平をめぐって折立に戻る、総延長55km、累積標高差4,770mにも及ぶ、3泊4日の山旅であります♪ 今回はその2日目、薬師峠キャンプ場~北ノ俣岳~黒部五郎岳~三俣蓮華岳キャンプ場をご紹介します。 Day.2の活動データ。途中の黒部五郎小舎は今シーズンの営業を終了しているので、道中立ち寄れる山小屋はなく、また4日間でもっとも長い距離を歩きます。活動時間は秋には御法度級?の13.5時間!!
前回の続き。 朝風呂をいただいてチェックアウト。露天風呂激寒だった。そりゃね。 稜線へのスノーハイク。雪が硬いうちに時間勝負。 でも景色に見惚れちゃう。北信方面かな。 植生と緩斜面から北ノ俣岳的風味を感じる。 おほー。 ツートンカラー。 国道は雪に埋まり…。意外と長いな。 山田峠。今でこそ車が走るが、昔はこういった峠を越えて草津へ入ったのだ。 日本の国道最高地点。 たーまらんですよこれは。 中央上に赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテが見える。 ガリガリで滑りは微妙な斜面のよう。昨日よかマシ、らしいけど。 坊主山にも登っちゃおう。西面が風で叩かれて登りやすくサクサク。 さて、帰りましょう。 いつまで保って…
2日目 この日は五色ヶ原から双六小屋まで縦走する予定。一番の山場はなんといっても薬師岳だろう。2年前に上高地から室堂まで縦走したときに一度同じ道を逆走しているが、薬師岳から五色ヶ原までかなり長かった印象がある。今度は同じ道を登らなければならないのかと思うと憂鬱になった。 2:00 五色ヶ原山荘 出発 天気は晴れ。星空が広がっている。越中沢岳までの上りは緩やかなのでウォーミングアップにちょうど良い。 3:28 越中沢岳 越中沢岳からスゴ乗越までの区間は岩場がわりかし多い。苦手意識のある区間だったが案外すんなり通過できた。夜間なのでところどころマーキングを見失ってしまうことがあった。 夜が明けてき…
行動時間 10月8日 <黒部五郎小舎>4時15分ー<三俣山荘>6時15分ー7時20分<鷲場岳>7時40分ー<水晶小屋>9時00分ー9時45分<水晶岳>9時50分ー<水晶小屋>10時30分ー<祖父岳>12時00分ー13時30分<雲の平山荘>14時00分ー<薬師沢小屋>16時00分着 合計12時間00分 10月9日 <薬師沢小屋>4時30分ー<太郎平小屋>7時20分ー<折立>9時30分 合計5時間00分 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ピピピピ、ピピピピ、、、 ハッ……朝か。 布団があまりにも快適すぎて8時間近くも熟睡しました。やはり平らな床は快適さが違う。 もそもそと用意をして4時前には布団…
日本アルプスの名山もあらかた行き尽くして残った山域は雲の平(黒部川源流域)と南アルプス南部の二つ。 10月上旬の今回は紅葉を狙いに雲の平に行ってきました。南アルプスも良いのですが、既に山小屋の半数が閉まっている上に、南アはなんとなく夏のイメージなので。 が、しかし準備中の我々に思いがけないニュースが飛び込んできた! 北アルプス、(超)積雪 雪積もりました。1枚目の写真のように、稜線では強風で飛ばされて雪が付いていない箇所もありますが、場所によっては10から20cm程度、吹き溜まりではそれ以上あります。昨日は周辺で風雪により行動不能となる事案も発生しました。3連休ご安全に。 pic.twitte…
10月も下旬になると下界もいよいよ肌寒くなってきて、山の終わりを感じます。 一年の登山を締めくくる大事な時期。今年選んだのは薬師岳でした。北アルプス北部に位置する山。微妙に地味ながらも、雄大な展望と圏巻谷があるらしい。 日帰りでも十分行けそうなので、10月中旬のよく晴れた日に登ってきました。 登山日 2022年10月13日 行動時間 <折立>7時10分ー<三角点ベンチ>8時20分ー<太郎平小屋>10時00分ー<薬師岳小屋>11時30分ー12時20分<薬師岳>13時00分ー<薬師岳小屋>13時30分ー14時40分<太郎平小屋>15時10分ー<三角点ベンチ>16時00分ー<折立>16時50分着 合…
3.薬師岳へ・天地の広さを感じる山登り 薬師岳・五色ヶ原縦走の2日目は、太郎平小屋から薬師岳を越えて、スゴ乗越小屋に向かう。6時前に太郎平小屋を出発。少し歩くと、夜明けだ。 太郎平の夜明け:PENTAX K-1 Mark II, D FA 21mm F2.4 Limited, f/22, -1.0EV
6:11 6時に出ようと話してたのに、やっぱりちょっと遅れて出発。 2日目の行程は太郎平小屋から三俣山荘まで。 途中で百名山のひとつ黒部五郎岳に登ります。 時間があれば三俣蓮華岳も。 さて、どうなることやら。 小屋の裏手から、まずは小さなピークの太郎山へ。 太郎平小屋よ、お世話になりました。 山頂へちょっと寄り道。 6:22 太郎山山頂に到着。 三脚付きのカメラを構えた人がひとり。 何を狙ってるのでしょうか? うっすらと富山方面と日本海、そして能登半島まで望めます。 さてと、先に進みましょう。 まずはあのピークを登りますか。 氷張ってます。 この日の朝は相当な冷え込み。 我々もこの時はダウンを…
2日目 3時30分 目覚ましの音で目を覚まします 暗闇の中、出発の準備をします 夜の冷え込みはそれほどなく、寒さを感じることはありませんでした テントの外に出てみると空には満天の星⭐️ 今日のお天気は良さそうです☀️ 4時30分 テント場を出発 既に出発した人もいるようで、いくつかのテントがなくなっていました まずは太郎平小屋までの登り 起きてすぐはいつも体が動かず重たい感じ このちょっとした登りでさえもツライ💦 木道まで登りきってしまえば太郎平小屋までの間のしばらくは平坦な道 右手にはキラキラと輝く富山の街の灯りが見えます✨ 左手、日の出の方角の空は少し明るくなり始めていました 日の出の時間…
北アルプスのやり残した山に挑む 今年の夏山を何処に行くか考える時期がまたやって来た。確か昨年も同じことを書いたが今の仕事は夏休みが一ヶ月以上もあり山好きにとってはこの上なく有り難い。今年も昨年に続き3~4回位は山に行けるだろうと地図を見ながらあれこれ考え始めた。南、中央アルプスの主な山は昨年で大体登り終えた。北アルプスは薬師岳と裏銀座付近がまだ残っている。そこで今年の夏山1回めは薬師岳にした。 1日目 折立登山口~太郎平小屋 折立登山口に来るのは12年前の雲ノ平以来2度目となる。この日は午前中雨模様で天候の回復を待っていたので出発が少し遅くなったが、それでも最初の30分位は雨具を着ることになっ…
★山行日 2023年8月19日(土)、20日(日)天候:晴れ ★メンバー 機関車(L)、たむたむ、よっぴ〜、すーちゃん、はな、まがよ(記録) ★コースタイム Day1 7:45折立登山口→11:10太郎平小屋→14:00薬師沢小屋 Day2 5:30薬師沢小屋→7:15赤木沢出合→11:40北ノ俣岳→13:10太郎平小屋→16:20折立登山口 憧れの赤木沢、2年越の計画でとうとう実現しました。2年はまだマシな方で3年、10年越しというメンバーもいました。 1日目は折立から入山、太郎平小屋を経由し薬師沢小屋で宿泊です。時間的に余裕があるので太郎平小屋では大休憩をとり名物の太郎ラーメンを食べました…
気が狂いそうになる今夏の暑さ。 眼球焼き潰すような酷暑の中、愚直に山に登ろうものなら 土瀝青の上に這い出た紐状生物の如く哀れな末期を遂げること瞭然。 日夜身を捩る寝苦しさを耐え忍ぶのも限界。 恒例となっている黒部源流の避暑山行、今年は薬師沢右俣へ行きましょう。 先月も行ってたけど気にしなーい。 早朝の有峰湖。 前夜入りして4:30 折立発。 無心で登り詰める。 泊りなので急ぐ必要はないのだが、今回はある目的もあるので。 6:53 太郎平小屋。受付を済ませて設営へ。 早々に受付。 ちゃっちゃと建て不要な道具をテントにブチ込んで登り返す。 設営を終えて薬師沢へ。 北ノ俣岳を源頭とする左俣と相対し、…
当初の予定は8月12日に家族を糸魚川に連れていき、ヒスイ拾いとフォッサマグナミュージアム、午後家族と別れ一人富山の薬師岳登山口へ向かい車中泊し、13日14日での山行予定でした。 しかし、台風が来る ので予定変更。10日に午前中で仕事を切り上げ急遽富山駅近くの宿を取り5時間運転し19時富山着。 富山駅 富山の居酒屋を5,6軒アタックするも満席で入れず。 やむなく駅ビルのような施設にあるお店ででビールと富山の魚。 のどぐろ 白エビ バイ貝 日本酒が大したことなかったので同じ建物内の日本酒バーへ。 この呑み比べは楽しい! そして翌朝、6時の林道開通を待ちます。 600mにも及ぶ車列。 林道は登山口ま…
(8/10)台風7号が関東の南から接近していたが富山方面は当面晴天の予報であったので予てよりいつか訪れたいと思っていた黒部源流の赤木沢へ向かった。お盆連休の前日ということもあり関越道が渋滞していたので東北道を経由、林道(富山から折立までの林道)の閉門時間に間に合わず有磯海SAで車中泊。 (8/11)快晴。日の出前にSAを出発し富山ICから林道G前で開門時間の6時を待つ。ぞくぞくと車が集まり大変な混雑である。折立で駐車スペースを何とか探し7時過ぎに登山開始。沢登り装備とテント泊装備の重量と暑さに喘ぎながら樹林帯をトボトボと登る。3時間程度で眺望が徐々に開け剣岳、薬師岳、黒部五郎岳に向かう穏やかな…
前回の続き。 5:00 野鳥の声で目が覚める。ミソサザイだろうか。 夜半はそれなりに冷えた。たっぷりのお茶を沸かして飲み、軽くストレッチ。 5:55 出発。 ゆるゆると撤収する。 早朝の水は思ったほど冷たくなく快適だ。 暫く前日と同じように巨岩の小滝群。 暫く小滝群を遡っていく。 深場も簡単にへつるか巻けるので、腹まで浸かって体を冷やすこともない。 魚影は濃い。 ゴルジュ帯から先も変わらず魚影が濃いことに驚いた。 背を低くして、渓魚に気づかれないように観察してみよう。 悪場は無く開けた渓相。 右へ左へ移動しながら滝を越えていると、目の前で一際大きな影がさっと動いた。 尺は優に超えているだろう。…
令和5年7月17日~18日 テント泊 富山県富山市 JCC#2801 SOTA JA/TY-004 薬師岳 2926m JA/TY-009 北ノ俣岳 2662m POTA JA-0017 中部山岳国立公園 昨年も薬師岳の計画をしたが、天候不良で断念した。今年はどうかな? 数週間前から天気が気になっていたが、2日間とも何とか良さそうだ。 午前2時自宅を出発。登山口の有峰林道のゲートは6時開門で5時15分頃到着した。既に8台の車列ができていた。ザックの整理をしていたら、シュラフマットを忘れたことに気付いた。仕方なくトランクにあったサンシェードを持っていくことにした。3枚あったのでこれで何とか凌ごう…