ミステリー作家で、自身も北大で七帝柔道の選手だった増田俊也が、「ゴング格闘技」に連載するスポーツノンフィクション。
不世出の柔道家で、後に外国での異種格闘技やプロレスも体験した木村政彦の事跡を描く。
2011年、連載終了。同年秋に、新潮社から単行本化され、大きな反響を呼んだベストセラーとなった。 2012年、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。 2013年4月、プロレススーパースター列伝などで知られる原田久仁信が漫画化。
『なぜ木村政彦は力道山を殺さなかったのか』を読んで知ったのは、明治大正昭和の財界人、ヤクザ、実業家、みんな若いころに柔道をやっていて、そのコミュニティでどんどん人脈が広がり、それで社会的に成功していったので、社会的な成功に『柔道がそれなりにできる』が必須だったこと。 勉強ができるだけでは駄目で、社会的成功には文武両道が求められていた時代だったのかな、と思う。柔道家の視点からのドキュメンタリーなのでそうでない部分も多かったと思うが、映画「風立ちぬ」でも主人公は柔道が強かったし、やはりそういうのがあったのだと思う。 それが昭和後期(戦後)になると野球やラグビーになって(これはGHQによって武道が禁…
「花のチハル」の中に範馬勇一郎vs力剛山の話が一瞬出てきた流れで「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読み返したくなり、その中に板垣センセが塩田剛三先生に親友の木村政彦のエピソードを熱心に聞いていたというくだりがちょろっとあるんですが、そういえばそこら辺の話なんとなく知ってはいたんですがあの本読んでなかったな~とふと思い、なんとか中古で買えたので一気に読みましたよ。 唐突に最終回だった! たまーにでいいのでまた定期的にやってください 🥊💥💩 出題者に気持ちよくシュートさせるクイズ 💪
はじめに 私(nwiizo)は、ソフトウェアエンジニアとして日々の開発で得た知見やノウハウを、勉強会などで作成したプレゼンテーション資料としてSpeaker Deckに公開しています。Speaker Deckは、スライド共有サービスの一つで、スライドを簡単に公開・共有できる素晴らしいプラットフォームです。 しかし、Speaker Deckに資料を公開するだけでは、いくつかの課題があります。スライドは情報を凝縮して伝えるために作られているため、詳細な説明や補足情報が不足しがちです。また、スライドだけでは、多くの人に情報が届きにくいという問題もあります。 これらの課題を解決するために、私は Spe…
与謝野晶子は共学推進論者であった。 日本列島全土に於いて、男女席を同じゅうして学ぶ環境を創り出す。七つの峠を越えようが、敢えて隔てる必要はない。どんどん机をくっつけてゆけ。そういうことを念願とした人だった。 「さあ、それは」 いくらなんでも度が過ぎる、無意味なまでに極端に突っ走った話じゃないか――。 ある場面にて難詰されて、晶子、負けじと返した言葉が強い。 「逆ですよ。男は女に、女は男に、早いうちから慣れさせないと、後々突飛な真似をする。そうなってからでは遅いのです」 突飛な真似とは要するに、情死、駈け落ち、多淫に漁色、数次に亙って結婚離婚を繰り返す病的心理状態等々、そういう聞くだに忌まわしい…
・『雷電本紀』飯嶋和一 ・『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル ・『鉄人を創る肥田式強健術』高木一行 ・『肥田式強健術2 中心力を究める!』高木一行 ・『表の体育裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間(はざま)に生まれた身体観・鍛錬法』甲野善紀 ・『武術の新・人間学 温故知新の身体論』甲野善紀 ・『惣角流浪』今野敏 ・『鬼の冠 武田惣角伝』津本陽 ・『会津の武田惣角 ヤマト流合気柔術三代記』池月映 ・『合気の発見 会津秘伝 武田惣角の奇跡』池月映 ・『合気の創始者武田惣角 会津が生んだ近代最強の武術家とその生涯』池月映 ・『孤塁の名人 合気を極めた男・佐川幸義』津本陽 ・『深淵の色は 佐川幸義伝』津…
中学生の頃から聞いていたミッシェルガンエレファントのボーカリスト、チバユウスケが亡くなってしまった。 本当の本当に残念でならん。 ガンを患ったとは知っていたから、ひょっとしたらと覚悟はしていたものの、あまりにも早かった。 中学3年生の頃にコピーバンドを始めて、その当時は黒夢のコピーをやっていたが、中学を過ぎるとミッシェルのコピーもやったりで、オリジナルバンドを組む時はやはりそのような曲もやっていた。 例えばジェニーのような突っ走る感じのも真似たり、インストのシスコみたいな曲も。 当然ながらアベフトシが亡くなった時もショックやったが、今回のチバの死は私にはかなり大きい。 間違いなく人生で影響され…
情熱大陸 2013年6月9日放送 TBS-この番組は、百田尚樹の執筆風景を紹介している様子が興味深かったです。彼は放送作家として長年活動してきた経験から、短いセンテンスでテンポよく、分かりやすい表現を大事にしているとのことですが、それが彼の小説にも生かされているのだなと感心しました。また、百田尚樹は面白いと思った本をジャンルを問わず幅広く読んでいる様子で、最近では「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」という本に特に興味を持っていると明かしています。このエピソードからも、彼の知識の幅広さや好奇心が伺えます。番組では、百田尚樹の本棚にスタッフが案内される場面も映されました。彼の本棚は、おそらく…
「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた鬼の柔道家「木村政彦」の一生を丹念に描いたノンフィクション大作。 2段組で700ページあるので、読了するのに時間がかかりましたが、内容はめちゃくちゃ面白かった。 戦前の柔道界の様子や、師匠牛島辰熊との関係、戦後日本プロセス界の創成期の様子、力道山との試合、弟子の岩釣兼生との関係、全てにドラマがあり、よく一冊にまとめたなぁと感動しました。 戦後「スポーツ化」してしまった柔道に対して、木村が求めていた真剣勝負(バーリトゥード)としての柔道(武道)に対する真摯な姿勢、鍛錬の具合が凄まじかった。 木村政彦の一生なのですが、別の側面からみると格闘技(柔…
ゴング格闘技、最新号。平良達郎表紙のやつGONG格闘技 2023年9月号アプリスタイルAmazon 発売日の関係で超RIZIN2の結果とかは載っていないけど。 ここで細田昌志氏の、キックボクシングの戦後史を深堀する連載インタビューがある。 題名は「沢村忠に真空を飛ばせた男 外伝」 この本の補遺、という扱いだ。「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」にも同様の外伝インタビューがあったっけ。沢村忠に真空を飛ばせた男―昭和のプロモーター・野口修 評伝―作者:細田昌志新潮社Amazonキックの鬼”沢村忠 真空飛びヒザ蹴り伝説/沢村忠/DVDAmazon木村政彦 外伝作者:増田俊也イースト・プレスAm…
・『雷電本紀』飯嶋和一 ・『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル ・『鉄人を創る肥田式強健術』高木一行 ・『肥田式強健術2 中心力を究める!』高木一行 ・『表の体育裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間(はざま)に生まれた身体観・鍛錬法』甲野善紀 ・『武術の新・人間学 温故知新の身体論』甲野善紀 ・『惣角流浪』今野敏 ・『鬼の冠 武田惣角伝』津本陽 ・家来でも殿様の前では立って歩くことは許されない・『合気の発見 会津秘伝 武田惣角の奇跡』池月映 ・『合気の創始者武田惣角 会津が生んだ近代最強の武術家とその生涯』池月映 ・『孤塁の名人 合気を極めた男・佐川幸義』津本陽 ・『深淵の色は 佐川幸義伝』津本陽…
・『雷電本紀』飯嶋和一 ・『日本の弓術』オイゲン・ヘリゲル ・『鉄人を創る肥田式強健術』高木一行 ・『肥田式強健術2 中心力を究める!』高木一行 ・『表の体育裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間(はざま)に生まれた身体観・鍛錬法』甲野善紀 ・『武術の新・人間学 温故知新の身体論』甲野善紀 ・「つかむ」ということ・『鬼の冠 武田惣角伝』津本陽 ・『会津の武田惣角 ヤマト流合気柔術三代記』池月映 ・『合気の発見 会津秘伝 武田惣角の奇跡』池月映 ・『合気の創始者武田惣角 会津が生んだ近代最強の武術家とその生涯』池月映 ・『孤塁の名人 合気を極めた男・佐川幸義』津本陽 ・『深淵の色は 佐川幸義伝』津…