初任校の寺尾中の4階に大きな集会室がありました。当時、一学年13クラスがびっしり入ります。不思議なのは天井の一番高いところに鍵があったこと。ある日、その正体が判明しました.この鍵にミラーボールがかけられて一気にそこは社交ダンス場になるのです。そして、いつも清楚な先生がスタップを踏んでるのです。壁に張り付いていると、手のひらがこちらへ伸びてきて、嫌も応もありません。ほとんど涙目でリードしていただきました。そして、タクシーが呼ばれて、若手は連れ去られます。着いたところは元町の「クラブサイド」横浜でも最高級のダンスホールです。いつも体操服の体育科の先生がドレス姿です。私たちはただひたすら壁に張り付い…