1983年に劇作家・演出家の坂手洋二が立ち上げた劇団。 反権力・反体制の立場からの政治的メッセージを含む硬派な作品の上演が多いが,きわめて独創的で豊かな表現の演劇性の面でも際だっている. 中山マリ,川中健次郎,猪熊恒和,大西孝洋,鴨川てんし,江口敦子といった所属役者も個性的な人材がそろう. 第12回読売演劇大賞選考委員特別賞(『だるまさんがころんだ』2004年),第10回読売演劇大賞優秀作品賞(『最後の一人までが全体である』2003年)など数々の受賞歴を持つ.
糖尿病の新薬を、美容整形が乱用して薬剤が不足するとかね。 ▶ 糖尿病のネーミングを変えても、病気は病気だからね。 藤子不二雄「おばけのQ太郎」 ▶ 昔はこういう大喰らいの居候は 「穀潰し」 と言われたものだが、呪霊(おばけ)にこういう待遇をするのがギャグ漫画として成立していたのが、高度成長期と公害問題等の、恥と罪の意識のリトマス試験紙にもなっていたのかもね。 映画「楢山節考」原作:深沢七郎 ▶ 寒村の掟で母親を山に捨てに行く場面。 (コトバンクより引用) 新約聖書(マタイ伝七章六)の大正期の翻訳をみると、 「聖なる物を犬に与うな。真珠を豚の前に投なぐな。おそらくは足にて踏みつけ、向き反かえりて…
燐光群の演劇「わが友、第五福竜丸」を観た。 劇場に足を運んで演劇を観たのは本当に久しぶりであった。 現代の喫緊の課題である核を巡る問題、 それと深く繋がる第五福竜丸事件という重いテーマを演劇という芸 術がどのように表現するのかという点に大きな興味があった。 劇の冒頭のシーンはモービル・ディックという名の喫茶店に、 謎めいた盲目の女性が現れ、店にある舵輪の由来を尋ね、 それを自らの手で操作しようと試みるところから始まる。 アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨』 に出てくる白いマッコウクジラの綽名を冠したこの喫茶店はこれか ら始まるこの物語が、 海を舞台に繰り広げられる人間と自然の…
火曜の朝頃から、胸に違和感があり、変な咳が出る。痰もからむ。 しばし経って、熱を測ると38.4度もある。 「ありゃ……、ひょっとして」 と、コロナ抗原検査キットで調べてみる。 幸い陰性。 けども食欲なし。元気をだそうとカレーを食べてみたけど一皿食べられない。 夜の8時前にベッドに倒れ込む。 翌日は濃い霧に覆われ、夢幻感覚を味わいたく、その中を歩きたい願望が昂ぶるけれど、身体は不調の濃霧。 終日ベッドに横たわり、寝返りうってはウトウト。 かなり寝汗をかき、夕刻には体温は36.4度に低下。 おそらくは肺の炎症だろう。 シガレットの多用にくわえ、石膏粘土造型した模型を外に持ち出して、外気に触れつつ紙…
世界のアップデート@SCMP。これも見やすい@東洋経済。これは数字で早わかり…知らないうちに真っ黒になっている。図解:拡散と感染@EL PAÍS。 賛同しました@Change.org。 しびびー@tenki.jp(雨雲つき)。 群舞中。 エボラ解明中@BMCpublicHealth。 オマエは黙っとけ終生中@NikkeiAsia。 オマエは黙っとけ覚悟中@八重山日報。 向こう三軒執拗中@TheDiplomat。 雨が上がって雲も着々と薄くなり中の朝の空。 すでに姿を見せつつある朝日を浴びて明るい半分ほどの月。 んで、バタバタで準備すませて今日はゆっくりめの登校。 室内19.1℃、湿度35%、カ…
燐光群の新作舞台『わが友、第五福竜丸』を鑑賞した。 ある喫茶店の店主が、彼に店を引き継がせた父の悪友らが、夢の島の捨て船から拾ってきた舵輪を店に飾っている。盲目の女性がおとずれて、この舵輪の特別な力に引き寄せられてやってきたと語る。はやぶさ丸の舵輪。第五福竜丸のいわくつきの舵輪。喫茶店はモビー・ディックといい、このさきはもう登場しない。 第五福竜丸展示館で、全長30メートルの船体が展示されている。20メートルの大波を越えて、ビキニ環礁のさらに先まで漁にでかけた木造船。除染および再就航のために交換された部分もおおいにあるが、これは船の肉体そのもの。その船が、こつぜんと消失したと告げて、劇の長い旅…
燐光群創立40周年記念公演 第2弾「わが友、第五福竜丸」@座・高円寺 1983年に旗揚げした燐光群は、今年創立40周年を迎えました。 創立40周年記念公演第2弾となる新作『わが友、福竜丸』を、11月17日より座・高円寺、続いて、名古屋、焼津、吹田、岡山、高知、和歌山で上演します。2024年で70年という節目の年になる、「ビキニ事件」。1954年、アメリカの水爆実験により被災したマグロ漁船「第五福竜丸」の存在は、「原爆」投下後の世界、核の問題を、世界じゅうの人々があらためて考える契機になりました。日本で原水爆禁止運動が始まったのは、この事件がきっかけです。五福竜丸を「わが友」と呼ぶ人々。他の港か…
燐光群創立40周年記念公演 第1弾「ストレイト・ライン・クレイジー」@ザ・スズナリ 燐光群が創立40周年の記念公園として英国の劇作家デヴィッド・ヘアの「ストレイト・ライン・クレイジー」(坂手洋二演出)を上演した。現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼスの評伝劇で、2022年にニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により初演されたばかりの最新作。昨年秋にナショナルシアターライブに上演された初演はナショナルシアターライブとして映像化されて日本でも公開され話題になった。 燐光群は英国鉄が引き起こした事故と国鉄民営化の関係性に迫る「パーマネント・ウェイ」(2005年)…