今のウクライナ情勢については評論がたくさんありますが、ネットで氾濫している凡百の素人の感想話を聞いて時間をつぶすより、エイゼンシュテイン監督による往年のソ連映画「戦艦ポチョムキン」を見る方が、その歴史をよく理解できるでしょう。 ちょうど日露戦争のころのロシア帝国の政治的社会的混乱の中で、ロシア黒海艦隊の海軍軍艦のポチョムキンが反乱を起こすというものです。 そこで、有名なシーンに「オデッサの階段」(Odessa Steps)という、戦艦ポチョムキンの反乱を応援していたオデッサの市民に対して、ロシア治安部隊が水平射撃をして鎮圧するシーンがあります。 以下はリンクです。(流血虐待シーンにつき、閲覧に…