相模人形芝居 林座 人形シリーズ 本厚木編 国指定重要無形民俗文化財 相模人形芝居 相模国(現在の神奈川県の一部)には、江戸時代から明治時代にかけて、淡路(現在の兵庫県など)から15か所に人形芝居が伝えられたと言われています。現在、神奈川県内の5座に、人形芝居が伝承されています。そのうちの2座が、厚木市の長谷座と林座です。 相模人形芝居の特徴は2つあります。 1つ目は、1体の人形を主遣い、左遣い、足遣いの3人が協力して息を合わせて操る「三人遣い」です。 2つ目は、人形の首を操作するときに、まるで鉄砲を構えたような格好になる「鉄砲差し」と呼ばれる独特の操法です。 御所桜堀川夜討 弁慶上使の段 源…