栄えある四番打者なのですが、WBCでもヤクルトの村上さまは苦しみましたしという。 版元の紹介文 先鋭化する民主化運動の傍らで生きる「あなた」たちの物語。 感情過多でどんどん流れてゆく話で、登場人物たちのとっかえひっかえの性交渉が多いので、タイでそれだと、どやさと思わないでもないです。バンコクの喋り方と、南部の喋り方について、それが交錯する刹那の、ふとした淀み、天使が通り過ぎる瞬間が描写されますが、著者はプーケット出身とのこと。本作と同じ訳者による別の作品の邦訳が見つかったので、下に置いておきます。 東南アジア文学 Southeast Asian Literature - 14号 2527年のひ…