咽頭痛の鑑別診断 5Killer diseaseをまず除外!見落とすと短時間で死にます。 フレームワークで鑑別をすすめる。 5 Killer diseaseとは 急性喉頭蓋炎 唾液の嚥下障害、流涎、こもった声(Muffled voice)、Tripod positionが出現する。 咽頭所見は正常、なのに咽頭痛が強い場合は危険と心得る。 前頸部に吸気性のStridorを聴取し上気道狭窄を伴うときは、無理な咽頭頸部の診察はしない。 側面の頸部レントゲンで診断せよ 扁桃周囲膿瘍 細菌性扁桃炎が周囲に波及した場合の合併症。 口蓋垂の反側偏位、開口障害、強い嚥下痛が出現する。 咽後膿瘍 咽頭後壁に膿瘍…