前回(2-1)は、 すべての生きものたちに対する人間の責務を実行するには人間の数、人口が 多すぎてはいけない(少なすぎてもダメ。ほどほどがよい。ほかの生物たちとのバランスが だいじ)ので、デザナの人々は自分たちの世界観にもとづき、産児制限している と述べた。 ーーーーー 下線のような理念・目的があってのこと。 日本はちがう。 じつは、デザナの人々の「産児制限」の話は、(日本の人工中絶における「いのち」の あり方を考えた)「胎児の生命-水子供養と「いのち」の個別化ー」という項目の なかで述べられていた。 ↓ 【引用】「幼くして死んだ子のいのちは、次に生まれたきた子のいのちとは別個のものであり、 …