作者:広瀬爽彩 旭川でひどいいじめを受け、厳寒の中公園でうずくまり凍死し 3月に見つかった中学2年生 絵を見る。 細部まで神経が注がれ、確かなペンさばきで しっかり描きあげている 周囲の細かい表現に比べ中は空洞 中央には小さな小人が立っている 両側の樹は生きている樹木で小人を見つめている 総合的に考えて 才能豊かな見事な絵だと思う 構図の取り方も素晴らしく 私が美術を担当しこの絵を見たら まず「才能がとても高い 美術関係やデザイン関係で食べていける」と褒める。 絵は子どもも大人も関係ない 良い絵は良い絵 広瀬爽彩さんは「良い絵の描き手」であり 生きていればさらに才能が向上しただろう そしてこの…