「ビックリハウス」と政治関心の戦後史 作者:富永京子 晶文社 Amazon 『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史 -サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体-』富永京子著を読む。 この本の惹句に「伝説的サブカルチャー雑誌『ビックリハウス』」と表記されていてビックラゲーションした。リアルタイムで読んでいたあなたやぼくは「伝説的サブカル野郎・サブカル女子」となるのだろうか。 この本で記憶が甦ったが、『ビックリハウス』、そもそもは渋谷のタウン誌だったのだ。そんなイメージは微塵もないが。 メインの購読者層は、「しらけ世代」「三無主義」とか「四無主義」とか、「新人類」とも呼ばれた世代。団塊の世代がゲバル…